今日の午前は、
建設委員協議会で、
枚方市駅前再整備の進捗状況について伺いました。

今後再開発事業も含めて進めていくという可能性があるとのことです。

それにしてもどうしても時間がかかりますね。
参考として出てきた香里園の再開発は
最初の最初から数えると、
昭和50年から平成26年までかかっています。。



次回は9月15日、交通環境について伺います。


写真 2015-08-18 10 06 27.jpg
ビジョンと取り組み状況を
パワポでご説明いただきました。




目的。
交通環境の改善、
都市機能の更新、
商業の活性化。

中心市街地にふさわしい魅力ある街に。

ビジョンの位置づけは、
第4次総計、トシマスを上位計画にして、
枚方市駅周辺整備基本構想


推進体制。
庁内組織は担当副市長。



次回は9月15日。

近隣市の視察や関係団体との意見交換も実施する可能性があります。



範囲は約40ha


課題は4点。

①広域的な拠点。
老朽化や低未利用地
②社会環境や市民ニーズ
大型商業施設の閉店。
居住人口の増加

③交通基盤
交通動線の円滑化。


④地域資源と文化芸術活動
枚方らしさの創出と情報発信。

コンセプト。
再発信ひらかた
人が主役のゆとりと賑わいの街へ。

行動範囲を広げて人を中心としたまちづくり。
拠点形成と連鎖型まちづくり。

文化芸術拠点、街中交流拠点、広域駅前拠点、生活サポート拠点



連鎖型まちづくりを進めていく


①街区
昨年10月より意見交換会。

再整備事例の紹介。


2街区
サンプラ1、再生協議会昨年12月。
ビルの再生に向けた検討。
市も支援。

さんぷら2号館はビジョンに即した建て替えが進んでいる。

サンプラ3号館。
リニューアル計画実行委員会。
2号館のオープンに合わせた検討。

3街区
昨年12月。
住宅供給公社、大阪府、京阪電鉄。
市駅北口駅前広場。
具体的案を提示しながら意見交換。

4街区。
5街区と含め、国府市の合同庁舎化、民間活力の導入も検討。

5街区
財産を最適利用。
昨年12月連絡会議。
現状ベースを下に、複数街区を集約する案。

国の庁舎面積算定。
今後将来的な方向性。

シミュレーション動画で全体像を説明。
※仮の部分もあります。
写真 2015-08-18 10 38 10.jpg
駅前広場、さんぷら1号館と近畿ビルの部分も
ロータリーが拡充しています。



写真 2015-08-18 10 37 28.jpg
外周道路。





質疑の部分。

敬称略です。
===
委員

素晴らしいビジョンだが、
都市計画の手法としてどう考えているのか?
整備区域が決定しているために、そのまま区域、街区で話がついたとこからやるのか?

再開発法を適用して、促進制度を使うのか?
指定することで円滑、かつ確実にできるのではないか?

それがなければ都市計画上の制限がないと地権者が土地を売る、ビルを売る、勝手に建てる、ということが起きてくる可能性。
手法としてどう考えているのか?

そうしないと計画が頓挫しかねない。
大阪のJR高槻が促進区域という指定を受けてやっている。
枚方市はそういう手法が取れないか?


部長
各街区がまとまりないまま進んでいく可能性があるので
1街区については地権者26名。意見交換、事業手法についても意見交換。

今考えているのは都市再開発事業、といった形をするのがいいのではないかと。
駅前広場、南口、北口も拡充していく必要がある。
広場を拡充していくためにも再開発事業がいいのでは。

再開発の全体の流れも説明するスライドがあるので、
それも説明して良いか?

委員長
大丈夫です。


写真 2015-08-18 10 47 38.jpg
再開発事業の流れ。


再開発の説明。
検討・準備→計画→実施

まちづくりの発意。機運の高まり

勉強会協議会の発足、

具体的な検討のために準備組合の設立

都市計画の決定、道路の配置、建物の概要

再開発組合の設立
事業計画、組合の定款

権利変換計画について知事の認可。

工事完了後、各権利者が入居。


ABCの土地をまとめて、
ABC+Xで権利床、保留床と道路。
Xの保留床は事業に必要なお金を捻出する。

旧三越街区
3つのパターン
単独建て替え
街区ごとに共同化するケース
全街区を共同するケース


容積率650%
容積率750%


再開発促進区の方向性について。
枚方市駅については、再開発の方針をうっている。
促進区にもどついて再開発事業


高槻の方ですが、まだ把握していないところもあるが、
都市再生特別措置法の指定では。

都市計画制度の運用については、
必要に応じて建ぺい率、容積率検討。


委員
都市計画決定するのがいいのでは。
意見交換やっていてもキリがない。
行程的な目標、いつまでやって、いつまでに意見を集約するとか考えているのか?



部長。
今年度中に一定の方向性には示したい。
地権者の方にもご理解頂いた上で議論を深めていきたい。



木村
立地適正化計画との兼ね合いは?

H28年度末作成を計画している。
経過措置。
条件で文化施設と保育所が補助金の区域設定。

としますの具体的なアクションプラン。
5年に1度の見直し、ビジョンが進んでいく中で、
施設が位置付けする中で見直しかけていく。

補助金活用だけではなく、
市としての区域設定、順次見直しをして適正な計画にしていきたい。



デッキ判断軸は?
土木部の交通環境。
デッキかける道路の中の地下埋設。
駅の高さの課題があります。
一つの例として総合文化から考えられます。
現在は詳細を検討して、道路の幅の中で実際に可能なのか。
渚の処理場から寝屋川までの排水管を避けたかたちで基礎ができるのか。
デッキがかけることで暗くなるので、
電線電柱が集中しているからその処理どうするのか。
いろんな形で検討する中で可能か。

動線どういうのがいいのか。
検討している最中。
固まってきたら報告。



デッキのスケジュールは?
ビジョン概略検討の中で報告した中で、
現状の歩道拡幅。
横断しているデッキにエスカレーターも1つと。

歩行者動線の強化、
将来的に。暫定的な利用をどうしていくのかというのを検討していく。


現状の幅員で可能か。
ビルの高さ、道路のクリアランスなど。
課題。
現状の歩道の拡幅も含めて。


写真 2015-08-18 10 41 04.jpg
デッキができるとこんな感じです。



写真 2015-08-18 10 40 59.jpg
デッキ、違う角度から。



写真 2015-08-18 10 39 54.jpg
デッキ上から。


シミュレーション上ではそんなにわからないかもしれませんが、
結構暗くなりますし、構造場も難しいのではと思っており、
デッキを作るのをありきで考えるべきではないと思っております。






容積率650%というのが出てきたが、
今はいくらで、どこまで緩和していくのか?

岡東町地区は商業地域で80、400
一部600

近隣商業80、300。

緩和については、
街区単位でいくのか、面的にするのか。


空地を儲けることで容積をUPしていく。
容積緩和、人が集まってきて、交通緩和。



委員
4点資料をいただきたい。
【1】
地権者との意見交換会の進捗状況。
本誌が提案してる具体的な内容。

→いろいろな個人的なものも含めて話し合いを進めているので、
 委員が求めているものについては、個人情報に係る部分もあるので
 示すことができるか整理しながら示すことができるものは示す。

なんでそんなことを聞くかというと、
地権者と直に意見交換をする可能性がある。
その時の参考にしたいなと。

【2】
3街区の意見交換の進捗状況と市の基本的な考え方を示した資料。

【3】
外周道路整備の進捗状況。
これにかかる主な問題点。


→外周道路の内容、区画道路、駅前広場の拡張計画の検討を次回に。その際にも状況と課題。

【4】
昨年12月にできた、国府市の協議会の
進捗状況と市の基本的な考え方が分かる資料。


概略がわかることあれば説明していただきたい。


委員

それぞれの街区で5番は行政機関。
4も市役所近辺。
1~3は地権者がいる。
意見交換会、協議会それぞれやっている。
今の段階で各街区の整合性は?
市として市駅周辺として大きくまとめていかないといけない。
行政の立場としてはどういう話をしているのか?



課長
1については共同した建て替えを考えて欲しい。
広域駅前拠点。という土地利用。
各街区同士での情報共有も。
ビジョンに即した各拠点の土地利用。
具体的にどういった土地利用というところまではいってない。


地権者の方の意見を踏まえながら行政としての考えも示していきたい。



部長
1街区と3街区で駅前広場が関わってくる。
交通環境の整備非常に大事。
駅前広場の用地を協力いただくという意味で働きかけ。
それも含めて市街地再開発事業を展開して欲しいと思ってて、
コンセンサス得られるように話し合い。

さんぷら1号館。
VRではなくした形、そうであればどこかに移転。
例えば4街区に移転。
その部分については市としてもコントロール。

委員
確認させてもらったのは、なかなかそのへん市民も含めて、
2年前にビジョン作ってるが、どこまで市が汗かいて、というのが、
なかなか見えない。努力進捗が見えない。
個人情報に係る部分もあるが、見えなくて。
2年前にビジョンの概要版が作ってスケジュールが。
短期で概ね10年。今からなら8年。
どうもこうスケジュール感がわかりにくい。
市としてここまでにこうしたいというのを市として提示しているのか?


課長。
今まちづくりの発意の状況。
今後勉強会、協議会の発足。
考えていこうという方向に持っていく。
今年度末に方向性が定まってくる。
今後組合、再開発するというのが合意されたら。
今後手続きがあって時間がかかるが、
勉強会協議会の発足。地権者の方の合意形成を進めていきたい。


部長
時間的な話で言うと、一日でも早く進めていきたい。
再開発事業、場所によってそれぞれの進め方があると思う。
香里園の市街地開発。
考えているものでも違うのになるが、
香里園が、
まちづくりの発意が昭和50年
紆余曲折があって勉強会協議会が23年後。H10
香里園は時間かかっている。
それから準備組合がそれから5年。H15
そのあとは
都市計画の決定H17
組合設立H18
権利変換系確認かH19
工事着手H19
工事完了H26


なかなか時間がかかる、そのなかでもできるだけ早く、


委員
今年度中に市としてどこまで?

部長
1街区なら市街地再開発事業に取り組んでいこうというところまで。

課長
今年度中に組合が設立とかではなく、
市として各権利者に事業費の目安とかスケジュールを示していきたい。


委員

大日程とこ別の進捗状況、交通状況。
聞きたかったがほぼ網羅できた。

全体の部分、ゆとりと賑わい。
参考までに結構で、樟葉の駅もあるが。
商業地開発が異常に活発で成功した事例と思っているが、
樟葉の駅の再開発は市が関与しているところは?

部長
市の関与はない。


枚方市をどういう駅前にしていくか。
5つの街区。全体を通して何が見えてくるか。
官公庁、そこから発展的なところ。
1日乗降客が9万人。
賑わいとゆとり。
成果検証に置き換えた時に、どのような形をとらまえているのか。
どんな形で成果検証しますか?

部長
ビジョンの実現に向けて最大限努力中。
検証までは考えていない。

委員
せっかくやるなら経済効果が。
住居も増やすなら市税がどうとか。


交通動線については次回に。




当時のシミュレーションですので、
左の方に
写真 2015-08-18 10 42 22.jpg
近鉄が見えますね。


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