大東市の定住人口対策の施策が発表されました。

産経ニュースより


大東市も転出超過ランキングで、
平成25年度は全国で16位になったということもあり、
危機感をもって対応をされているのだと思います。

総務省統計局のHPはこちら


ちなみに、
枚方市は平成25年度は全国で転出超過ランキング8位です。

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3世代の家族が市内で暮らしやすい環境を整えることで活力あるまちづくりを推進しようと、大東市は7月1日から新たな補助金制度を始める。市外に住む子育て中の子供世帯と市内に居住する親世帯が、市内で同居などを行う場合、転居や増改築など関連費用の一部を負担する。

 府内では高槻市や岸和田市などでも同様の制度があるが、北河内7市(枚方、寝屋川、交野、四條畷、守口、門真、大東)では初。

 対象となる主な条件は、親世帯が市内に3年以上居住▽子供世帯は住民登録が市外に1年以上ある▽市内転入時に高校生以下の子供(出産予定も含む)を持つ-世帯。引っ越しや住宅取得、親世帯の住宅増改築など、関連費用の一部として最大50万円まで補助する。

 申請期限は、子供世帯の住民基本台帳上の転入日(異動日)から3カ月以内。
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大阪府内では
高槻市、岸和田市、大東市が取り組んでいるようです。
(7月3日現在)
おそらく、大阪府内では高槻市が最初です。


●大東市。
親世帯が市内に3年以上居住
子供世帯は住民登録が市外に1年以上ある
市内転入時に高校生以下の子供(出産予定も含む)を持つ-世帯。
引っ越しや住宅取得、親世帯の住宅増改築など、
関連費用の一部として最大50万円まで補助する。


●岸和田市も上限は50万円。

●高槻市は上限20万円。


だいたい、工事の発注者は市内事業者に限るというようになっています。



同居までか、近居もOKかで、かなり受ける印象は違いますね。


近居というのは、近所に住むことなのですが、
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互いの近所に住むこと。
特に,親子二世代が,徒歩で行き来できる程度の距離にそれぞれの住居を構えること。
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市として表現している近居は(おそらく)
本当に徒歩圏内のことではなく、
市内であればいいという解釈だと思います。




比較的新しい制度なので今後も注目していきたいと思います。


実家がある街の方に戻ってきてくださいという趣旨で
なじみのない人よりも戻ってくる可能性は高いのかもしれませんね。


枚方出身で東京で働いている方々には効果がないというか、
現実的には仕事の関係もあるので戻ってくることはなかなかできませんが、

大阪で働いていて、
結婚して、子供ができて、さてどこに住もうか?枚方市or交野市or・・・?
の方々には有効なのでしょうか。


しかし、
この補助制度、これもまたチキンレースになりそうですね。
うちは50万出すよ!
いやいやうちは100万出すよ!

と財政的体力のある町が勝ちそうな。


そして、
もともと親が住んでいることが条件になるので、
ターゲットの上限はあると思いますが、
そこへのアプローチをしつくしたら、
今度は実家があるとかないとか関係なくなりそうです。


ある程度の都市間競争もしなければならない、
というか、今の転出超過になっている状態はなんとかしなければなりません。

しかし、難しいのは、他市から人がどんどん来ても、
日本全体でみると人口が減っていく状態ですので、
やはり、人口減少の中でどういう街の姿を作っていくか、
そして、まずは、人口が減少しないorソフトランディングをどうしていくか。
という部分の議論もしなければと思っております。




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この写真は本文とは全く関係ありませんが、
写真 2015-07-03 13 43 04.jpg
バードルの期間限定の油そばです。
これは美味しい。

個人的に枚方市内の油そばランキング1位かもしれません。

1位バードル油そば
2位eitoのスパイシーあぶら麺
3位eitoのあぶら麺

この味はまた行きますね。

つけ麺は唐揚げかチャーシュー丼とセットにできるのですが、
このあぶら麺はそれができません。

そこだけが残念。




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