6月議会一般質問その4です。


若年層の投票率の向上についてです。

投票率全般については若年層に限らずもっともっと
上がっていってほしいとは思っておりますが、
今回は、若年層の部分に絞って質問をいたしました。


選挙権が20歳から18歳に引き下げられました。
そういったことも踏まえ、

●期日前投票所を大学キャンパスに設置してはどうか?

ということと、

●小中学校から、政治についての教育、
模擬選挙や主権者教育などを充実してはどうか?


ということの2つを提案しております。


もともと、
統一地方選挙の時に大阪府内でも豊中市と大阪大学とで、
初めてキャンパス内に期日前投票所ができたことを受けて、
6月議会で質問しようと考えていた中で、
公職選挙法の改正もありタイムリーな話になりました。

ある程度答弁は前向きだと思いますので、
次回の参議院選挙に向けて諸々確認して、
いけるようであれば実施されるのではないかと思います。






【質問】

先日の国会で選挙権の年齢が18歳以上に引き下げる
公職選挙法の改正案が可決しました。

20代、30代などの若年層の投票率は低いと言われていますが、
投票率の低い若年層に対する投票率向上を目的に豊中市では、
4月に行われた統一地方選挙において
府内では初めて大学のキャンパス内での
期日前投票所を開設して投票が行われました。

全国的には愛媛県の松山大学が初めて設置して
市内有権者約20万人の年齢別投票率を調べると
20歳代前半の投票率が向上したというデータもあります。

枚方市においても、市内に大学が6つありますので、
このように若年層の投票率向上に向けての取り組みとして、
市内大学に期日前投票所を開設することについて、見解を伺います。



【答弁】
大学構内での期日前投票所の開設につきましては、
投票年齢を18歳に引き下げられたことも考慮して、
今後、先進市の実施状況や大学のネットワーク環境、
学生の本市住民登録者数等について調査し、
課題の整理を行ってまいります。





【質問】
若年層の投票率向上の取り組みについて、
要望と2回目の質問です。
期日前投票についてはぜひご検討いただければと思います。

ただ、期日前投票所を設置するだけで
投票率が上がるというわけではありませんので、
実施をするのであれば、その大学の学生団体と組むなどして
投票の啓発もあわせてできるような環境も整えていただければと要望します。



また、この問題は小さいころからの教育も必要です。
現在の子どもたちが18歳になったときに
投票することが当たり前のこととしてできるようにするために、
小中学校の段階から、政治や選挙に関心をもち、
投票に参加しようとする意識を持つ取組、
例えば主権者教育や模擬投票などを行うことはできないでしょうか。

教育委員会としての考えをお聞かせください。




【答弁】
国民の政治参加や選挙の意義については、
中学校3年生時に社会科の公民で学習しますが、
選挙を直接感じることができるよう、
実際に投票用紙等を使用した模擬選挙を行っている中学校や、
本市市議会の議場見学を行っている小学校もあります。


公職選挙法等の一部が改正されたことも踏まえ、
今後も、本市の小中学生が政治や選挙について関心が持てるよう、
選挙管理委員会や市議会事務局と連携してまいります。




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枚方市議会議員
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