枚方市の防災マップが改訂されました。
なかなか詳細に書かれていると思います。


防災マップ2015.jpg



5月中に随時全戸配布ですので、
お手元にもう届いている方も、
まだのかたももう少しで届きます。

(木村家にはもう届きました)


防災マップ全体についてはこちらのリンクから


全体の話については、
マップをご覧いただくとして、

南海トラフ巨大地震だけではなく
生駒断層帯地震も発生する
可能性がありますので、
そちらについても心に留めておいていただければという話です。


というのも、
南海トラフの方はテレビなどでも
しばしば報道されることもありますが、
枚方市の場合、生駒断層帯の方が被害想定が大きいとされています。


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■生駒断層帯地震について
詳細はこちら

・最大震度 7
・全壊棟数 20829棟
・半壊棟数 21088棟
・死者数  373人
・負傷者数 5104人
・最大避難者数 46812人

※生駒断層帯地震の発生確率は30年以内に最大0.1%程度


■南海トラフ巨大地震について
詳細はこちら

・最大震度 6弱
・全壊棟数 1867棟
・半壊棟数 12832棟
・死者数  49人
・負傷者数 1216人
・最大避難者数 34059人


※南海トラフ巨大地震の発生確率30年以内に70%程度


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とこのようになっております。

発生確率が高く、影響範囲が広いのは南海トラフの方なので
どうしても南海トラフの方が注目されますが、
枚方市民であれば生駒断層帯地震の方も
意識をしていたほうがいいと思います。


また、南海トラフはプレート型地震、
生駒断層帯は直下型地震ということで、
直下型地震の方がいつ起こるかわからないから
このような発生確率になっているのだとも思われます。


南海トラフは発生源が太平洋側なので、
ざくっというと南の方が被害が大きく、
北の方にいくほど被害が小さい、となります。

(もちろん地盤の硬さとか、地形の問題に影響される部分もあります)


一方で、
生駒断層帯は発生源が生駒山脈ですので、
ざくっというと枚方の場合東部の方が被害が大きく、
西部の方が被害が小さく、ということも想定されます。


(もちろん地盤の硬さとか、地形の問題に影響される部分もあります)


いずれにしても、
最初に申し上げましたが、
生駒断層帯地震についてもご注意を、という話でした。

ご注意をといっても、
発生するのを防ぎようはないので、
日々の防災訓練、自助共助公助が大事になってきます。


参考程度に各小学校区の防災訓練の実施状況です。
平成25年度
平成19年~24年度

※あくまでも小学校区での実施状況です。
学校区単位で活動をしていなくても、
自治会単位、町内会単位で実施していることもあります。
その実態までは把握しておりません。
参考程度としてください。



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ひとつ注文をつけるとすると、
防災マップ、WEBでも見れるのですが、
PDFが細切れになっている。
1ページのファイルサイズが大きいような。

画像の問題とかである程度詳細見れないといけないとは思うのですが、
もう少し軽くできないのかなと。
あと、
今時であればスマホとか、タブレットなどに
電子ブック的に保存しておきたい人もいると思うので、
多少重くなっても1つのファイルで
全ての内容が含まれているものも作って欲しいなぁと思います。




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枚方市議会議員
木村亮太(きむらりょうた)公式サイト
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未来に責任

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