(予約投稿です、この部分は後ほど削除する可能性がございます)

産経ニュースで興味深い記事がありましたので、
引用しておきます。

選挙に行かない理由の詳細が書かれています。

投票率の低下が叫ばれている中で、
ここまでそれぞれの詳細理由が掲載されているものは珍しいと思います。

上-1 上-2 上-3

下-1 下-2 下-3


議員になると、ともすれば、
「(議員である)私たちはこんなに頑張っているのに、
 興味を持たない市民が悪い!」
「もっと政治に興味を持って欲しい!」
みたいな話も出てきてしまいますし、
自分も無意識のうちにこういうことを言っている、思っていることもありますが、
自分が言うのもなんですが、確かに、わからなくもないと思います。

(こういう書き方していますが別に諦めているわけではないですよ!)

私の場合は、「誰がなっても同じ、なはずはないんだから・・」
というのが、自分が立候補することになった1つの理由でもあります




この記事、率直な意見が多くて、これからのヒントになります。

ザクっとまとめるとこんな感じでしょうか。

・誰がなっても同じ、この人と思える人がいない
・選挙の時の公約、政策の違いがわからない
・選挙の時に言ってることを実際にやってるのかわからない
 (選挙の時はいいことを言ってるが)
・直接会ったことがない
・まちに不満がない、問題点はない、争点がわからない
・面倒、ほかの予定の方が優先順位が高い
・選挙公約が自治体と関係ないことばっかりっている
(いいか悪いかはさて置き、原発反対とか、憲法改正反対とか)

最後のは、
明らかに某政党ですよね。。
原発に賛成がいいとか、反対がいいとかではなく、
国政選挙の争点をそのまま地方選挙の争点になってしまうのは、
逆を言うと、それだけ地方選挙独自の争点が見いだせていないから。







ここから下はニュースサイトの引用です。
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市区町村の首長や議員を選ぶ統一地方選の後半戦は26日、投開票が行われた。「地方創生」が主要争点となったが、有権者の関心はいま一つ。民主主義制度の基盤となる参政権の一つである投票権だが、今回の統一選では低投票率が目立った。各地の選挙で今回、その投票権を行使しなかった有権者に理由を聞いた。

 【茨城県土浦市議選】

 独立行政法人職員の男性(38)「市議会を何度か傍聴したことがあるが、ほとんどの議員は市が提案した議案にそのまま賛成するだけ。もともと優秀な人は大学から東京に出て地元に帰ってこないので、議員提案できるような能力がある人はいない。誰が議員になっても街は変わらないので投票には行かなかった」

 【茨城県古河市議選】

 地方公務員の女性(51)「候補者に知り合いが数人いるので心情的には投票してあげたいが、どの人も訴えているのは少子高齢化対策など同じで、違いがない。現職の議員には『じゃあ、何であなたは今までそれをやらなかったの?』と言いたい。口先ばかりで実際に仕事をしない候補ばかりなので選挙には行かなかった。でも、公務員なのに選挙に行かないことには少々罪悪感はある」

 【宇都宮市議選】

 主婦(41)「投票したい人(候補)がいない。地域、地方を元気にするというのはいいことだと思うが、『地方創生』というのは、言葉が難しくて、よく分からない。あまりなじみがない」

 飲食店主の男性(49)「政治家は信用していないし、政治家に任せようとは思わない。まちづくりにしても、行政側の態度が大きいばかりで効果が出ていない。もっと民間に任せれば、できることがたくさんあると思う。(市議選でも)期待できる人がいないわけでもないが、どうなのかな」


【群馬県高崎市長選・市議選】

 無職の男性(22)「『地方創生』という言葉は知っているが、具体的な内容となると分らない。毎日の生活の中で特に不便を感じることはなく、住んでいる地域の将来について深く考えたこともない。今回の選挙では何が争点かはっきり伝わってこず、投票に行こうという気持ちにならなかった」

 【群馬県桐生市長選・市議選】

 主婦(67)「楽しみにしていた孫と一緒に、遊びに出かける予定が入っていた。『地方創生』については、具体的な内容などは全く知らない。政治に興味はありません」

 【埼玉県川口市議選】

 大学生の女性(20)「自分が1票を入れることで、地元の何かがよくなるとも思えない。そもそも今日が投票日だということも知らなかったし、アルバイトが忙しいので行かない。初めての選挙でどうすれば情報が得られるかもよく分からなかった」

 設計事務所職員の女性(25)「全然知らない人に入れるぐらいなら投票しない方がまし。テレビや新聞もあまり見ないので、誰が出るか、何を訴えているのかよく知らない。行く意味がないとは思わないが、そのためにいろいろ調べる時間を割くのがもったいない」


【埼玉県越谷市議選】

 トラック運転手の男性(65)「マンションの下にポスターが貼ってあったけれど、きょうが投票日とは知らなかった。いつも投票は欠かさないんだが…。今の暮らしに不便もないし、特に望むものはない。昼は仕事で東京に出るから行政に望むものがあまりない」

 無職の男性(67)「国政選挙は欠かさず行くけれど、地方の選挙は面倒くさいから行かない。地方議員なんて当てにならない。行政に文句があるなら、選挙じゃなくて役所に直接言えばいいんだし」

 【千葉県船橋市議選】

 会社員の向後駿太さん(31)「選挙は、関係者が盛り上がってるだけで有権者を置いてけぼりにしている感じがする。選挙カーの演説を聞いてもうるさいとしか思わないし、ポスターに知ってる顔は1人もいない。普段会ったことがない議員に演説などで投票を呼びかけられても、選挙に行こうという気にはならない。周りの友人も行かないと言っている」

 【千葉県浦安市議選】

 音楽教室経営の安西七子(ななこ)さん(57)「地方の力を上げることは大切だ。浦安は東日本大震災で大きな被害を受け、流出する住民も多かった。復興を望むが、朝から晩まで仕事が入っており、投票できなかった。期日前投票制度は知っているが、『この人』と特定できるほど地道な活動を続けている候補者が見当たらなかった」


【東京都文京区長選・区議選】

 大学生の鹿島裕貴さん(22)「候補者はこぞって福祉政策の充実を訴えているが、子育て世代でもなく、年金暮らしの高齢者にも当てはまらない有権者にとっては、政策が実現しても生活が良くなるイメージが持てない。白票を投じに行くことすら面倒に感じた」

 【東京都台東区議選】

 会社員の山本昌利さん(58)「原発ゼロ、集団的自衛権に反対など、普段の生活からかけ離れた国政レベルの政策を持ち出す候補者が多い。区民の感覚から離れすぎている。棄権することに罪悪感はあるが、有権者が本当に求めている政策を考えるのが候補者の役割であり、反省してもらいたい」

 【東京都世田谷区長選・区議選】

 会社員の男性(47)「区外に職場があり、世田谷で過ごしている感覚が薄く評価ができない。地方選で投票しても自分の生活に直結するイメージがない。国政選挙できちんと選ぶ方が、いろいろな施策を決めることにつながると感じている」

 主婦(35)「4年間で区が良くなったのか悪くなったのかどちらの実感もない。区長が誰になればどうなるのかが想像できず、決められなかった。区議候補はたくさんいる上、同じようなことを言っているので違いがよく分からない」


【東京都渋谷区長選・区議選】

 大学生の男性(20)「正直、面倒くさい。投票に行こうと思っていた時期もあるけど、アルバイトが入ってしまったし、ほかのことの方が優先度が高い」

 婦人服店経営の女性(75)「国政選挙は毎回行くけど、地方選はよく知らない方ばかりで選べない。スケジュールもいっぱいで行かなかった」

 【東京都江戸川区長選・区議選】

 会社員の山本茂樹さん(34)「何が争点になっているのか分からず、特に応援している候補がいない。区政に強い不満もなく、このままの路線でいい。『地方創生』といっても、『東京五輪・パラリンピックの施設を区内につくる』とか大きな話があれば関心を持つかもしれないが、そういうこともない。盛り上がりに欠けるのは確かだ」

 無職の女性(75)「関心がないわけではないが、選挙公報を目にする機会もほとんどなく、どんな人がどんな政策を訴えて立候補しているのかよく知らない。『区をこうしてほしい』という希望があれば行くのかもしれないが、現状のままでいいと思う。国政選挙には必ず行くんだけど、区の選挙では『この人に投票したい』という人もいない」



【神奈川県平塚市長選・市議選】

 大学生の男性(20)「相模川から西側は、横浜市などの都市部と比べて元気がないと感じており、もっと『地方創生』に力を入れてほしい。けれど、新聞などで各候補者の政策を読んでも違いが分からない上、主張していることもポイントがずれていると感じた」

 主婦(72)「都内で親族の集まりがあり、そちらを優先させた。選挙は毎回行っているので、行かないと少し気持ち悪い感じがするが、選択肢が少なく、『投票しても意味があるのか』という思いがあった」

 【神奈川県茅ケ崎市長選・市議選】

 会社員の向谷耕平さん(23)「『地方創生』という言葉はあまり耳慣れない。政治に興味がないわけではないが、仕事が忙しすぎて各候補者の政策などを読む余裕がない。インターネットなどでもっと分かりやすく見られたらいいのに」

 【静岡県三島市議選】

 会社員の男性(59)「定員に対して立候補者が少なく、ほとんど無風状態。選挙する意味がない。そもそも、11万人程度の市に議員が多すぎる。立候補者の政策や公約を聞いたが、やる気が感じられない。『地方創生』も全然ピンと来ない。4年前は投票に行ったんだけど」

 【静岡県富士宮市長選・市議選】

 会社員の女性(29)「投票に行っても、自分の生活に影響なんてない。だから行かなかった。この町の中心街はシャッターの降りた店ばかりで、寂しいとは思う。でも、どうやって地方を創生するのか全体像がぜんぜん見えないので、あまりピンとこない」




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