新聞記事より。


毎月2万円ってのは大きいのでしょうか。
そこまで支給しても、
進めていかなければならないという政治判断になった背景が気になります。

こういうのやり始めると途中でお金がない、
とかでやめられなさそうですが。。

良いか悪いかはさておき、
このように自治体によって差がついてきます。

人口減少・少子高齢化が叫ばれている中、
都市間競争という名のものと自治体どうしでの人の取り合いをするよりも、
このようにパイを増やす政策も打っていかないと、
自分の市は潤って、他市は人を奪われて寂れる。
という状態になってしまいます。

ゼロサムゲームからの脱出という点では非常に注目です。




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鹿嶋市は、子どもを3人以上養育する世帯に、第3子以降1人当たり月額2万円を給付する「子宝手当」事業を、2015年度から実施する方針を明らかにした。ただし初年度は未就学児だけを給付の対象とし、翌年度以降から順次、年齢を15歳にまで引き上げる。初年度の給付は年度途中からになる見込み。

子宝手当は、子育てに関わる市民の経済的負担を軽くして出産・育児に取り組みやすくするのが狙い。4月の市長選挙で就任した錦織孝一市長が選挙公約に掲げ、「第3子以降の子育ては行政が面倒を見る」として、検討を進めてきた。

市によると、支給人数は初年度は約550人で、その後は最大で約980人となる見通し。事業費は初年度1億3200万円、最大時2億3600万円と見込んでいる。

事業費の財源について、市では全般の事務事業見直しで捻出するほか、財政調整基金取り崩しで賄う方針。ほかに13年度から行っている第3子への出産祝い金(10万円)制度「元気赤ちゃん応援事業」を廃止し、それによって浮く840万円も充当できるという。

同手当支給で、市は児童手当に準じた所得制限や市税滞納者などへの給付制限も検討している。

市は本年度中に事業の制度設計を行い、システムを構築する。制度自体は来年4月からスタートするが、実際の手当の支給が始まるのは、同年7月に前年度の所得が確定し、その後、申請受け付けなどを行って以降になる見込み。 
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