10月30日31日と先進都市視察で九州に行っておりました。

こちらは10月30日の久留米市の視察内容です。




最初は市役所で取り組みについて説明を受け、
その後、実際の貯留施設など2箇所に回らせていただきました。


■市役所での説明。

国土交通省九州整備局のちゃくちゃくプロジェクトを参考に
見える化プロジェクト

写真 2014-10-30 13 16 04.jpg






Qなぜできた?

A国交省との連携が大きい。


当初の計画と比べると財源の問題などで
整備が遅れることもあり、公表することをためらうことが多いです。
今の枚方市もそうなっています。

久留米市も、
たまに、WEBに書いているけどまだできていないではないか、
というようなお声もいただくとのことです。

しかし、
しっかりと情報を公開してくれているので
わかりやすくなったという声もあり、
差し引きするとプラスの声の方が多くなったとのことです。






■現地視察1
貯留施設。
写真 2014-10-30 14 02 25.jpg
パッと見は通常の陸上公園なのですが、
普通の場所より一段下がっていて、
その分水を貯めることができます。


白丸のところからある程度水位が増えたら、
水が流れてきます。


ここを使うことになる(ここに雨水を貯める)のは、
年3~4回とのことです。


手前がスロープになっているこの写真とか、
写真 2014-10-30 14 08 45.jpg

この写真をご覧いただくと
ちょっと下がっているのがわかると思います。

写真 2014-10-30 14 09 42.jpg




■現地視察2
放水路。
放水路.png

もともと
この写真で言うと赤の矢印の方にだけ流れていたのですが、
筑後川まで距離があるということで、
雨が多い日には左の方の緑の矢印で示している、
筑後川まで直通で水を流していける地下の水路を整備しました。



移動中のバスでも色々と話をお聞かせいただきました。



分流方式とか、
大きい川(筑後川)があって、支線があるとか、
下水道の方式が分流式で、汚水整備がもう少しで概成するとか
共通している内容が多くありました。


枚方市も
淀川があってそこに天の川とか穂谷川とかがあり、
下水道の方式も分流で、あともう少しで概成です。


違っている点は3つほどあります。

福岡県の中で3番目の都市ということで、
県の施設があること
(上記の貯留用に少し低くしている公園も県の公園を活用しているとのこと)

→枚方市は大きい公園が少ないような気がします(感覚的な部分なのでまた確認します)

国交省から出向している官僚がラインに入っていること、

→枚方市にはラインに入っている官僚の方はいません

地形的に平野部が多いこと(平坦なので筑後川には自然吐しているとのこと)

→枚方市は起伏があるので最後に川に流す時には
 ポンプアップしてから流しています。


今回の内容も踏まえて、
今後の所管事務調査の議論に活かしていきます。