自分の振り返りがてら、
議会改革の取り組みについてまとめてみました。

つらつらと書いていますが、
結論だけ書きますと、


・コストカット
議員報酬は6%
定数は2減
派遣議員の報酬のカット
(民生委員推薦会、都市計画審議会、
 病院運営審議会、総合計画審議会)




・情報発信
youtubeで質問の動画配信

・政策提案機能の向上
4年間で7つの政策提言
総務
 中核市移行について
 総合文化施設について

教育
 学力向上に向けた教育環境の整備について
 学校図書館について

厚生
 待機児童対策について
 障害者の日中活動支援等について・児童発達支援センターについて


建設
 浸水対策について


このあたりが進みました。



詳細の内容はコチラをご覧ください。
今後はもっと議論の質を高めていきたいと思います。


議会が変われば枚方市が変わる。
枚方市の課題解決ができる議会、
より良い枚方市になる政策提案ができる議会に。


改めてそう思っております。

くずはの浸水対策が早めに進んだ(今年度予算に計上)のは、
建設常任委員会で取り上げていたからかもしれません。

児童発達支援センターの建て替えの話が浮上してきたのは、
厚生常任委員会で取り上げていたからかもしれません。

学校司書が一部配置されたのは
文教常任委員会で取り上げていたからかもしれません。

総合文化施設整備にあたって、
プロポーザル形式での業者選定になったのは
総務常任委員会で取り上げていたからかもしれません。



かもしれません、という表現は、常任委員会の提言は
法的拘束力がないことや市の方でも考えていた可能性もあるということで書いております。

もちろんすべてが議会の手柄と言うつもりはありませんが、
これまでと比べると政策提言に向けての動きとして、
議論の場や研修の機会は確実に増えています。




===========



議会基本条例制定
1年目はコストの話
2年目は議会運営、議事機関としての機能強化の話。
3年目は議会基本条例制定にむけて項目確認と議論
4年目(現在)は振り返りなど。


私としては1年目と2年目に
議会改革調査特別委員会の委員を務めさせていただきました。

議会改革について
当選して3ヶ月くらいの時に書いたブログを見返していると
なんだか懐かしい気持ちになります^^;
(当たり前ですけど当時はわかっていないこともありますよね・・
 とはいえ、今もまだわかっていないこともあります・・)


=======
議会改革とは3つの方向性が有り、

①コストカット
名古屋市議会や大阪府議会、大阪市会などである
定数削減や報酬削減など

②情報公開
土日議会を開く
インターネット配信
youtubeで配信する など

③議事機関としての機能の強化
本会議の運営の仕方
議会の招集権
通年議会の導入


①のコストカットの部分が世間的には非常に注目されがちですが、
③の議事機関としての機能強化を進めていくことも非常に重要です。

=========

と当時書いていたのですが、
今の枚方市議会は特に①と③は2011年とは格段に変わってきていると思います。

(中にいるからこそ気がつくのかもしれませんが・・)

③については所管事務調査という形で。
あと、議会での研修も格段に増えています。


②についてはyoutube配信をしています。

■議員定数について
2015年の選挙より32人。
現在は34人ですので2人減です。

2012年4月1日現在で計算した場合、年間削減額は2143万円



■議員報酬について
2012年4月分から6%カット

年間削減額は1661万円(議員全員分)


■派遣議員のありかたについて
様々な外部委員会、審議会に議員が参加しているのですが、


以下の4つの報酬はゼロになりました。

都市計画審議会
病院運営審議会
民生委員推薦会
総合計画審議会



これまで参加する事に
報酬(=日当約1万円)がでていたのですが、
議員本来の仕事との重複もあり、
二重取りでは?という観点から
2012年4月分(平成24年4月分)からカットしました。

年間削減額は98万円です。


報酬をゼロにした時の根拠は、
法律の整理ができることや、
他市との調整が不要なものは全てゼロにしました。


派遣議員については、
http://www.city.hirakata.osaka.jp/site/sub-giji/yakuin.html
のページの行政委員会委員、一部事務組合派遣議員等 以降をご覧ください。




■政務調査費のあり方について
交付額は月額7万円で変わらず。

使い方については
交通数新日については按分率と年間の上限額を設けることで
以前より厳格化。



■議会基本条例について
2014年(平成26年)の第一回定例会(3月議会)にて可決


詳細については議会事務局のページをご覧ください。

施行日は
平成26年4月1日より。
※通年議会の項目については平成27年4月1日より。



■議会改革ランキングについて
任意団体によるもので、評価項目によって、
順位が違っています。

・日経グローカルのランキング
2014年度
86位※
(※最初は109位との公表でしたが、
 評価の仕方が一部間違っており、
 修正後の点数は86位相当とのことで、
 このようにしております。)


2013年度
166位



・早稲田大学マニフェスト研究所

2013年度
15位

2012年度
92位

それ以前は不明ですが、
早稲田大学マニフェスト研究所のサイトの過去のものを見ると、
100位までには入っていないことだけは確認できます。


※早稲田大学マニフェスト研究所のランキングは
それぞれの項目を合計した「和」のランキングと
それぞれの項目をかけ算した「積」のランキングがあります。

「和」のランキングと「積」のランキングが違う場合もございますが、
上記で記載しているランキングは「積」のランキングです。

ちなみに「和」のランキングは2013年が14位で、2012年が106位です。


====

他にも書き出すと細かいこともありますが、
いったん省略させていただきます。



ランキングについて
今のところ、結果として順調に上がってきていますね。
ランキングについては高ければいいというものでもないですが、
低いよりは高いほうがいいですね。
そして、この結果は議会事務局などのサポートあってのことです。


本当はもっと議論をしっかりとして、
政策提案をし、枚方市民に還元できるレベルまで持っていきたいと思います。


アピールをどんどんやっていくというよりは
骨太に改革をやっていければと思います。
「議会の提案のおかげで枚方市がよくなった」
と言われるレベルまで。



なんとなくまとめてみましたが、
引き続き頑張ります。