こちらは
枚方安心カプセル事業という、
名前や持病、かかりつけの医療機関名などが入ったものを
カプセルに入れて緊急時に活用するという事業なのですが、

せっかく作成した安心カプセルがまだ配布しきっていないことに対しての質疑です。

医療機関との連携も含めて早期の配布を求めております。

いい事業だと思うのですので
ちょっともったいないです。



【質問】
平成25年度に行われました事務事業のひとつである
「ひらかた安心カプセル配布事業」について、おたずねします。
平成25年度における、安心カプセルの配布数についてお聞きします。
また、この事業は、平成22年度より開始されていますが、
事業開始以降の配布数と活用事例数について、推移と合計数をお聞きします。


【答弁】
平成25年度におきましては、
ひらかた安心カプセルの配布数は925個となっております。
なお、民生委員の見守り活動の中での配布に加え、
平成25年6月からは、人工透析医療機関を通しても配布いただいております。
また、平成23年1月の事業開始以降の配布数につきましては、
平成22年度が2,429個、
平成23年度が2,294個、
平成24年度が648個となっております。
また、平成26年度につきましては、9月末時点で295個となっており、
事業開始後の配布数の合計は、6,591個となっております。
救急搬送時の活用事例につきましては、
平成22年度が4件、
平成23年度が18件、
平成24年度が9件、
平成25年度も同じく9件、
平成26年度につきましては8月末時点で
3件の活用事例があったとの報告を
枚方寝屋川消防組合から受けており、
事業開始以降の活用事例は合計43件となっております。




【質問】
これまで、カプセルの配布にあたっては、
どのような算定で何個作成されたのか、お聞きします。



【答弁】
ひらかた安心カプセル配布事業につきましては、
民生委員の方が日ごろから行っている地域の見守り活動時において、
訪問のきっかけ作りにしていただきたいという考えのもと、
民生委員児童委員協議会からもそうした趣旨の要望があり、
実施したもので、平成22年度の事業開始時に、
訪問世帯数等を勘案して、6,000個作成しております。
また、平成22年度の配布状況を踏まえ、
平成23年度に6,000個作成しており、合計で12,000個作成しております。




【質問】
12,000個のカプセルを作られて、
この間の配布数が約6,600個です。
平成25年度からは人工透析を行っている医療機関を通した
配布も開始されたとのことです。せっかく作られたのだから、
もっと配布していただかないといけないと思いますが、
今後の展開についてどのように考えているのか、お聞きします。




【答弁】
救急搬送時にカプセルが有効に活用されるためには、
カプセルに保管する情報の更新が適切に行われることが必要であり、
配布につきましては、情報の更新等、
配布後のフォローも含めて対応が可能な民生委員や
人工透析を行っている医療機関を通してお願いしてきたものです。
今後の配布の拡大につきましては、
身体に不安を抱えておられる方の健康を守る上で、
医療機関を通しての配布が有効であると考えますので、
救急搬送時の適切な処置に活用できるよう、
今後具体的な方策について検討を行ってまいります。



【要望】
今となっては最初に多く作りすぎたのではとも思ってしまいます。
しかし、実際にカプセルが活用された
活用事例が43件あったとのことであり、
有効活用されるように、
なるべく早く、必要とされる方に行き届くよう、取り組むことを要望します。