決算特別委員会の
総務文教分野の決算質疑のその3です。


中学校の部活動に外部指導者を活用できるという事業があります。

年間で活用回数に上限がありますので、
今どのくらい活用されているのかも含めて、
今後は拡充をしてもいいのではという質疑をしました。


教師にもよると思うのですが、
部活動指導が得意な教師と、苦手な教師がいると思いますし、
場合によっては未経験の種目のクラブの顧問になることもあります。

教師の負担軽減にもつながればと思います。




【質問】
「部活動指導協力者派遣事業経費」約1359万円について、お伺いします。
はじめに、中学校における部活動の位置づけについてお聞かせください。

【答弁】
中学校の部活動につきましては、学習指導要領において、
「生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動については、
スポーツや文化及び科学等に親しませ、
学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであり、
学校教育の一環として、教育課程との関連が図られるよう留意すること。」
と明記されています。



【質問】
では次に、本事業の実施経緯について、お伺いします。
この事業の開始年度及び、
これまでの各年度における指導回数についてお聞かせください。



【答弁】
「部活動指導協力者派遣事業」は、
平成7年度より、部活動の振興・発展を図るために実施しております。
これまでの派遣回数につきましては、
平成7年度は、1校で年間70回を限度として開始しました。

以降、順次回数を増やし、

平成17年度からは240回、

平成19年度からは280回、

平成21年度からは290回を上限として実施しております。



【質問】
最初は1校辺り70回というところから、
どんどん増えて平成21年度には290回が上限となっております。
ここ最近の部活動指導協力者の活用について、お伺いいたします。
部活動指導協力者の全指導回数の配当回数に対する
実施率は、どのようになっていますか。



【答弁】
平成24年度は、枚方市内19中学校の実施回数は5427回であり、
配当回数に対する実施率は98%となります。
また平成25年度の実施回数は5319回で、
同実施率は97%となります。


【要望】
1校辺り290回、
全部で19校なので最大で5510回実施することができますが
過去2年はほぼほぼ100%実施している状況です。


本事業は、中学校の部活動の活性化や
教職員の負担軽減にもつながる有効な事業であると考えます。


現状の回数からも非常に積極的に活用されているとおもいます。
大阪市においては部活動の委託を検討されているようですが、
この事業も平成21年の290回から回数が変わっていませんので、
今後の動向も見据えながら指導回数の増加もご検討いただければと思います。


これまでの3つに関しては教職員の多忙化が解消され、
子供の学力向上にもつながればという思いで、教育委員会に質疑をいたしました。