この質問は、
偶然の一致かもしれませんが、
選挙のある月だけ突出して多くなる組合休暇については、
市民から疑われることがないように
休暇の手続きをする際にしっかりと内容を確認するべきではないか?


という趣旨です。

なぜか
選挙の時になると多くなる休暇です。


特に市長選挙とか。。



【質問】
最後に、職員の休暇制度について伺います。
休暇の中に組合休暇があります。
組合休暇は、職員団体に関わる業務や活動に従事する場合に限定し、
無給で付与される休暇とお聞きしています。


そこで、まずお伺いしますが、平成21年度から平成25年度までの
過去5年間における各年度の月あたりの平均日数と、その期間において、
月あたり10日以上の組合休暇の取得があった月がいつであったのか、
また、その月における取得日数をお聞きします。


【答弁】

過去5年間における
各年度の月あたりの平均日数は、

平成21年度が2.46日、

平成22年度が1.67日、

平成23年度が8.06日、

平成24年度が6.11日、

平成25年度が3.25日でございます。



また、その間において月に10日以上、

組合休暇の取得があった月は、

平成21年8月の14.97日、

平成23年4月の18日、

同年8月の38日、

同年11月の11.19日、

平成24年10月の12.55日、

同年12月の28.23日

の計6回となっております。




【質問】
続きまして、組合休暇について、再質問をいたします。
過去5年間の平均と月あたり10日以上の取得のあった実績を伺いましたが、
取得の多い月の6回のうち、5回はその月において何らかの選挙が実施されています。


平成21年8月の14.97日の時には衆議院選挙

平成23年4月の18日の時は市議会議員、府議会議員の選挙、

平成21年度以降過去最大の取得があった

平成23年8月の38日の時には、市長選挙

同年11月の11.19日の時には大阪府知事選挙、

平成24年12月の28.23日の時には衆議院選挙。


平成21年度から平成25年度までの休暇取得実績についての
詳細資料を提供していただきました。これまでの平均日数から見ても
、これら5回は異常値であると言わざるを得ません。


このような実態をお聞きすると、偶然の一致なのかもしれませんが、
組合休暇を使って、職員が選挙活動に熱心に取り組んでいるのでないかと、
市民から疑いの目が向けられても仕方のない状況に思われます。


私自身は、組合休暇が本来の趣旨での取得、
例えば、全国や地方等で行われる労務管理の研修等、
本来の組合に必要な活動まで問題視するつもりはありません。


しかし、現在のような状況では、
組合休暇を取得する手続きの際には、
取得の目的や活動内容を記入させるなど、
本当に組合の運営のために必要不可欠な業務や活動であるのかを
十分に見極めたうえで付与するよう、
厳格化を図っていく必要があると考えていますが、
市としての見解をお聞きします。



【答弁】
組合休暇につきましては、
職員団体の執行機関等の業務である場合に
認められるもので、各職場において、業務の状況などを踏まえ、
所属長が判断し、承認しているところですが、
今後も組合休暇の趣旨に沿った適正な手続きに努めてまいります。





【意見要望】
組合休暇は組合の役員という限られた方々しか
取得申請ができないとも伺っております。

平成23年8月の38日の休暇が
市長選挙と因果関係があるのかどうかはわかりませんが、


数人で38日も休むということは
一人あたり5~10日休んでいる可能性があります。


これほどまでに休みがあると
業務にも支障が出てきてしまうのではないかと心配をいたします。
改めて、になりますが、本来の趣旨に沿った組合休暇について
否定するつもりはありませんが、


本来の趣旨を逸脱した休暇にならないよう
厳格化を行っていただくよう要望をして
終わりとさせていただきます。