なかなかUPできていなかった。3月議会の内容です。

(申し訳ありません。順次上げていきます)


病院事業会計についてです。

2年連続で赤字が続いている病院事業会計、

平成26年度は病院も新しくなることですし、
黒字になるのかどうか、計画や決意を伺いました。


赤字よりも黒字のほうがいいのですが、
枚方市の場合、民間の病院がたくさんあることも踏まえると、
市立病院の役割を考えながらの経営健全化が求められます。



【質問】
新病院整備事業費として、約19億円の予算が計上されています。

平成25年度の当初予算では約70億円の予算が計上されていました。

この2か年度で、約90億円も予算を執行することになります。


これら事業費の財源は、一部の補助金を除き、
そのほとんどが企業債で賄われるとのことですが、
きちんと返済できるのか非常に心配です。


本当に病院が新しくなると、
患者さんが増え、病院の収益は増加するのでしょうか。



そこで質問ですが、
病院を新しく建て替えられた他の病院の患者数の状況と
市民病院における患者数の増加見込みについて、お聞きします。


【答弁】
まず、他の病院の事例についてですが、
具体的な数字はございませんが、
近年建て替えされた他の病院は、
すべて患者数が増加しているとお聞きしています。


次に、本院における患者数の増加見込みについてですが、
新病院の開院を秋に予定していることから、
平成26年度予算につきましては、
病院が新しくなることの効果を半年分で見込んでおり、
その他、新たに放射線治療等を始めることによる増加分なども見込んでおります。


まず、入院患者数につきましては、
平成25年度の決算見込みにおきまして、
年間延べ入院患者数を69,488人で見込んでおりますが、
平成26年度につきましては、11,176人増の80,664人、

外来患者数につきましては、
平成25年度の決算見込み170,084人に対し、
平成26年度は15,449人増の
185,533人で見込んでおります。



本院では、新病院効果による患者の増加が一時的なものとならないよう、
新病院に整備いたします最新の施設や設備を活用し、
特色のあるすぐれた医療と、
心のこもった看護・サービスの提供を行うことにより、
利用者の皆さんの信頼を得て、病院経営の健全化に
努めていきたいと考えております。


【意見要望】
決意をお聞かせいただいたので、
しっかりと経営健全化に向けて勧めていただくことを要望します。


現段階では
平成23年は約6900万円の赤字、平成24年は約4500万円の赤字。
平成25年はまだ決算数字が出ていませんが、
例月現金出納検査結果報告書の数字を拝見しておりますと、
平成25年度においても赤字が予想されます。

このままでは3年連続で赤字になってしまいます。


単純に、病院が新しくなれば大丈夫とは思えません。


新病院になれば患者数が増加するとのことですが、
他の病院においても具体的な数字はわからないことですし、
新病院の開院は平成26年度ですが、
現病院の建物駐車場が完成するのは平成28年度中ということで、
当面はアクセスが良い状況とも思えません。


前の府道についても3月中には拡幅工事が終わる予定と伺っておりますが、
まだ工事中です。


大丈夫だとは思いますが開院時には
確実に間に合うように府にも確認していただくことを要望し、
病院事業会計については終わりといたします。