図書館の宅配サービスが始まるという話ですが、
宅配料が高くて利用者が少なくなるのではと懸念しています。

税金を投入することなく、
工夫をして利用料金が安くなる工夫をすべきだ。

という話と、

宅配サービスが普及するにつれて





【質問】

予算説明書423ページの26年度から実施予定の
図書館宅配サービス事業経費の
内容について、費用などの詳細をお伺いします。





【答弁】

宅配サービスは、図書館の蔵書をゆうパック、
ゆうメールで自宅まで届
けるサービスです。

郵送にかかる期間を含めて18日間、12冊まで借りられ
ます。送付に係る費用は自己負担ですが、

障害のため_に図書館への来館が困難
な利用者には、障害種別や程度により、

送付にかかる費用を市で負担するもの
です。

障害者サービスとして、集荷が可能な、ゆうパックは、30キログラムまで
送ることができ、600円で、持込割引は100円、着払い手数料は20円かか
ります。

おおよその利用見込みは40件程度を想定しています。


【質問】

40件程度を見込んでいるとのことですが、
想定より利用者が多く、予算額を上回る場合はどうなるのですか。





【答弁】

利用状況を注視する中で滞りなく事業が継続できるよう、
適切に対応してまいります。

【質問】

それでは次に一般の利用者の利用見込みについてお伺いします。
また、どのように周知を図っていきますか。





【答弁】

人口41万人の横須賀市では、
平成24年度の利用件数が133件とのことですので、
本市でも同程度を想定しています。

また、周知方法につきましては、広報やホームページのほか、
公的施設へのチラシ設置などで周知いたします。



【質問】

一般の人に関しては実費負担ということはもちろん理解をするのですが、
せっかくのサービスで、利用者を増やすためには、
金額的にはもう少し低額でないと、
利用する人少なくなるのではないかと思います。


税投入をするべきではないので、それ以外の方法で経費縮減と収入増を
考えるべきだと思っておりますが、まず、経費縮減策はなにかお考えでしょうか?





【答弁】

送料について、日本郵便と契約するなかで、
さらなる割引がないのか検討します。

【質問】 

続いて、収入増も検討してみてはと思っております。
広告収入を活用してはどうでしょう。
例えば、図書を送る際に、その図書に関係する広告や、年齢や属性に合わせた広告、

広く枚方市民全般への広告チラシの同梱などについてはどのように考えておりますか?





【答弁】

本制度の運用にあたっては、
利用状況等を見ながら、課題の検討を行っていきたいと思います。

【質問】 

最後に、もしこの宅配サービスが行き渡れば、市内どこに住んでいても本を
借りることができるようになります。であれば、1冊あたりの貸出コストが

どうしても高くなってしまう自動車文庫についても
整理をすすめることができるのではないでしょうか?





【答弁】

宅配サービスは、忙しくて図書館までなかなか行けないという方の
利便性の向上を目的として行うもので、
図書館を利用することが困難な地域の住民が対象の自動車文庫による
図書館サービスとは異なる利用者層だと考えています。

自動車文庫サービスの今後につきましては、全域サービスを基本としながら、
効率的効果的な運営体制の構築を図ってまいります。




【意見要望】

利用者の層が違うのはそうかもしれませんが、
従来の図書館の立地・開館時間ではリーチ
できない対象に向けての事業であることは同じです。

自動車文庫が近くに図書館がない人のカバーをしていることはそうですが、
自動車文庫のステーションからも遠い人はまだいるはずですが、

宅配サービスはそういったことはありません。
宅配サービスにより自動車文庫でないといけない理由は
今後なくなってきます。


そして、自動車文庫は無料、宅配サービスについては一般の方は実費負担です。
税の公平性からも今後はあり方を考えていっていただきますよう要望いたします。