またタイトルなどは微修正しますが
速報ベースでUPさせていただきます。


総合文化施設についてお聞きします。


昨年度議論していた総務常任委員会の内容を本当に活用するのかどうか。

コストを抑える方法はないのか。

リサーチをし直す気はないのか。

約1億円をかけて耐震改修をしたので、
もう少し現在の市民会館大ホールを利用するつもりはないのか。

などについて質疑をいたしました。





【質問】
まず、はじめに竹内市長にお伺います。
先日開催された総務委員協議会にて、
総合文化施設整備計画案が示されました。

また、昨年度は、
総務常任委員会において総合文化施設について
所管事務調査報告を委員会として取りまとめましたが、
市長として、どのように受け止めておられるのでしょうか。




【答弁】

総合文化施設に関する所管事務調査報告につきましては、
短期間にも関わらず、
精力的に調査審議に取り組んでいただいたものと考えております。


総合文化施設の整備に関しては、
この間、市としても最重要課題の一つとして検討を重ねてきたところであり、
本報告書に記載されている趣旨、内容につきましては、
設計事業者の選定や設計を進める上でも
十分参考にし、活用できるよう検討していきたいと考えています。




【再質問】
まず、総合文化施設についてです。
「十分参考にし、活用できるよう検討」とのことですが、


どうも活用されていない部分が多いようにも感じます。


確認なども含めて順次質問をしてまいります。


現段階で、総合文化施設の
整備費と運営費をどう見積もっているのでしょうか。


また、比較して、現市民会館の運営費はどれだけかかっていますか。



【答弁】
総合文化施設にかかる経費は、
現段階で設計費、工事費、備品購入費等を含めた

施設整備費として108億2百万円、

維持管理運営にかかる経費として年間3億円

を見込んでおります。



ただし、これらの経費は他市の実績額等を
参考にしたものであることから、
今後、詳細の検討を行う中で、額を決定してまいります。



現市民会館の指定管理料や
光熱水費、各種保守委託など維持管理にかかる経費は、
平成26年度予算ベースで

現市民会館の運営費は1億883万3千円です。


【再質問】
いまの答弁を聞いても、総合文化施設を建てることで、
運営コストが増える印象があります。
(規模が違うので一概に言えない部分もありますが)


総務常任委員会の所管事務調査で、
「後年度の負担を軽減するためにも、あらゆる手法を活用すべき」
と報告したはずですが、どのような負担軽減策を講じるつもりでしょうか。



例えば、所管事務調査の報告書にも含まれておりますが、
天満の繁盛亭では、募金してくださった方のお名前を記した提灯をつるすなど、
財源確保に工夫が見られます。


文化施設の運営においても、
寄付された方のネームプレートを座席につけるなど、
個人寄付や企業協賛が得られるような方策を検討するべきではないでしょうか。


見解を伺います。




【答弁】

運営コストにつきましては、必要経費の縮減に努めることは当然に、
本総合文化施設を賑わいの拠点にする観点から、
事業展開のあり方や必要経費などについて、
今後策定予定の運営計画の中で詳細な検討を行ってまいります。


財源確保につきましては、議員お示しの点も踏まえ、
ネーミングライツやオフィシャルスポンサー、
イベントの冠スポンサーの獲得などに積極的に取り組んでまいります。

【再質問】
賑わいの拠点という点についてお聞きします。


総合文化施設を賑わいの拠点にするとのことですが、
これだけで起爆剤になるとは思えません。

総合文化施設は民間との複合施設とし、
市駅周辺全体で考えていくべきではないでしょうか。


昨年度、民間事業者へのリサーチ結果の説明を受け、
その後、総務委員協議会からの意見を受けて
追加でリサーチをされましたが、
民間の参画意欲は見込めないとのことでした。




しかし、この追加リサーチは委員会の意図とは違うものであり、
所管事務調査音報告書にも
「リサーチ手法の詳細が提示された当初から疑義を抱く声、
懸念の声が上がっており、そのリサーチ手法の齟齬が
リサーチ結果につながったことは残念」と書かれております。


改めて調査をし直すつもりはあるのかどうか見解を伺います。

【答弁】
これまでにも追加のリサーチも含め、
民間事業者の参画意欲の調査に努めてきたところです。

市としましては、今後は同様の調査を行うということではなく、
設計事業者の選定の過程で、
プロポーザルの参加事業者に付帯民間施設の具体的な提案を求めていく考えであります。


【再質問】
どうしても平行線になる部分が多いのですが、整備時期について伺います。

総合文化施設整備計画では、平成31年に総合文化施設が竣工予定ですが、
昨年、現市民会館については、約1億円の予算を掛けて耐震補強工事を実施したところで、
5年後に閉館するのではなく、今後、(例えば)10年程度使用し、
その間に総合文化施設整備の計画については再度見直しを含め
検討をする必要があるのではないでしょうか?




【答弁】
市民会館大ホールにつきましては、
利用者の安全性確保の観点から昨年度、耐震化工事を実施しましたが、
施設や設備の老朽化、バリアフリー化、施設機能不足などの課題は残っており、
早期に総合文化施設を整備する必要があるものと考えています。


【意見要望】
議会の中でも建て替え自体反対している人は少ないと思います。

ただ、なぜこのタイミングなのか、
耐震化も完了させています。

また、なぜ駅前再整備から突出したような進め方なのか、

そういったところへの疑問が多いのです。


美術館のような進め方にならないようお願い申し上げます。