今日は委員協議会でした。


(1)緑地環境形成実証調査について
(2)枚方市駅周辺再整備ビジョンの取り組みについて
(3)淀川渡河橋の整備促進について
(4)市道について
(5)枚方市緑の基本計画の改定について
(6)(仮称)東部スポーツ公園第1期工事について
(7)王仁公園プールの割引使用料の実施について
(8)枚方市自転車駐車場の指定管理について
(9)総合福祉センターリニューアル改修工事について
(10)市立小中学校における教室等への空調設備の設置及び取替について
(11)新病院整備事業の進捗状況について
(12)大阪広域水道企業団と四條畷市、太子町及び
千早赤阪村の水道事業の統合に向けた検討、協議について
(13)町楠葉、楠葉中町地区浸水被害に対する損害賠償について
(14)平成26年度 部の運営方針について


の14案件について協議をいたしました。

10時開始で、昼に1時間の休憩をはさんで15時半くらいまでとなりました。



以下私が述べた意見の要旨を書いておきます。

(2)枚方市駅周辺再整備ビジョンの取り組みについて

スピード感をもって、進めていくしかない。

民間事業者との連携もしながら、しかし市が主体的となって

北口のデッキについては、技術的にも費用的にも難しいのではないか。

今後調査の中で明らかになってくるとは思うが、
かけることありきで進めるべきではない。

駅前については高度利用も視野に入れて考えてほしい。


(5)枚方市緑の基本計画の改定について

長期未着手の都市計画公園をどうするかのためにも、
計画を推進していくことは必要。

コミュニティの拠点としての位置づけも考えてほしい。
かといって、全てが全て残していくのも考えどころである。



(8)枚方市自転車駐車場の指定管理について

駐輪場の運営先を公に募集せずに、
とある事業者に特定で運営をお願いすることになったことを踏まえて、


指定管理者制度の本来の趣旨から考えると、
今回、公募にせずに特定としたことはいかがなものか。


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部の運営方針の中では、


(副市長もいることですし)
下水道の整備が枚方市という都市(40万都市、ベッドタウン)を考えれば、
まだ整備が終わっていないのは問題である。

また、下水道の老朽管のメンテナンスもしながら、新規整備は大変なので、
早く新規の整備を終わらせるべき。


と伝えました。



(3)淀川渡河橋の整備促進について

ちょっと書いておきます。

淀川をわたる橋が、
枚方大橋から御幸橋まで12キロくらい離れていて、
淀川の橋と橋の間としては一番間隔が開いています。

下流の大阪市内や、守口門真と吹田摂津のあたりは
もっとたくさん橋が架かっています。



ですので、

「この間にも新しい橋をつくろう」
という話が、枚方ではありまして、
その検討している内容をご報告いただきました。

(正式に言うと都市計画にもなっています)

写真 2014-06-09 14 17 46.jpg
12キロないですよ。という話。


新名神高速道路の併設橋と
牧野高槻線橋梁という、牧野くらいから高槻にわたる橋とで検討がされています。



写真 2014-06-09 14 17 19.jpg

それぞれ費用便益は年間で200億以上!とのことです。


といっても、
費用便益の測り方が、
「走行時間の短縮」
「走行経費減少」
「交通事故減少」
の3つについてを主としているようです。

税収が毎年200億円増えるわけじゃありません。


この費用便益、
国土交通省が考えている測り方がそうなっているからだと思いますが、
そこに関してはう~んと思います。


ちなみに、
新名神高速道路の併設橋と
牧野高槻線橋梁
とで、どっちがいいの?
という疑問に関しては、

資料を見る限りは
牧野高槻線橋梁
の方だなと思います。

新名神との併設橋の方ですと、
橋に接続するためには立体交差をつくらなければならず、
またその用地買収も相当の時間とお金がかかりそうです。


今後、橋の向こう側の自治体(高槻市、島本町など)と
大阪府と協議をしながら進めることになりそうです。

橋の相場としてはだいたい1キロ100億程度だそうです。
費用便益が200億以上とはいえ、この金額は考えさせられますね。