今回の大雪で被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。


たまたま損保の方とお話をさせていただく機会があったのですが、
お客様からの電話がずっと鳴り止まないとのことです。


長野県佐久市がツイッターで情報収集をして迅速に対応したという事例です。

佐久市の市長は首長としては比較的若い方ですね。
44歳でツイッターも日々使っていたとのことで、
このような対応につながったのだと思います。

枚方市においては
市長はツイッターをやっておりませんが、
広報がしておりますので、
こういう状況においてはツイッターを活用して欲しいですね。

私の12月質問の趣旨もこのような大規模災害の際に、
発信ツールとしてのツイッターアラート活用と、
情報収集ツールとしてツイッターを活用してはどうかという
趣旨でした。

災害時のツイッター活用(ツイッターアラートなど)

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記録的な大雪に対処するために長野県佐久市の市長が行った
ツイッターの活用法が「すごい」とネットで称賛されている。


ツイッターで集めた写真などから被害状況を確認して指示を出し、
市の対応状況についても逐一報告した。

市民から直接情報を収集

長野県佐久市は、群馬県との県境に位置する人口約10万人の市だ。
2014年2月14日から15日にかけて80センチ以上の雪が積もった。
柳田清二市長はツイッターで寄せられる情報に個別に応えていたが、
各地の積雪・交通状況を確認するため16日にツイッターで市民に情報提供を呼びかけた。


「県道の除雪が出来ていないという情報も入って来ています。
出来れば、写真を貼付していただけないでしょうか?
全力で対応したいので、宜しくお願いいたします」

市長のフォロワーが約3000人いることや、
ジャーナリストが拡散に協力した効果があってか、
600回以上リツイートされた。
市民によってハッシュタグ「#佐久道路」が作られ、
「浅間病院前、東はトラック立ち往生のため、動きません」
といった具体的な情報が次々に寄せられた。
現地の道路の状況を伝える写真も多数添付されていた。


16日夜には、ツイッターで集めた情報などから
「道等課題の確認が出来ました」と報告し、
佐久市の持つ除雪力では「不足」いう判断から、
阿部守一知事に自衛隊出動を要請したことを明らかにした。


その後も、
「【佐久市最新情報・拡散希望】 月曜日早朝から自衛隊が、
入ります。少しでも早く市民生活を取り戻したい!」

「7:00 臼田あいとぴあ 入り 8:00 関係者ミーティング
このミーティングで今日の活動方針を決定します」

「孤立している馬坂・広河原への対応、除雪能力の向上策、
路上駐車トラック対策等を検討、指示しました」

などと写真入りで、こまめに進行状況を伝えた。


「今回の大雪対応でネットを活用した好例」

ネットでは佐久市長のツイッター活用法に対して、

「こういう市長がいる街に住みたい」

「災害時におけるtwitterの有効な使い方のお手本だと思う」

「今回の大雪対応でネットを活用した好例」

と褒め称える声が相次いだ。

市長は個別に寄せられる市民からの要望にも丁寧に応えている。
「除雪した雪のステ場所を検討して欲しいです・・・」という意見があると、
翌日には「佐久市内6箇所の雪捨て場が、整備できました」と伝えた。

現場へのねぎらいも忘れず、
「消防団ほど、身を粉にして地域を守ってくれてる団体は、
ありません。法被を着ている方は、間違いなく消防団の皆さん。感謝、感謝なのです」
とツイートした。


直接の情報収集とすばやい対応に、市民からは感謝の言葉が届いている。

「迅速に対応して頂きありがとうございます。
同じ道がこんなに広くなりました。
普段除雪車なんてこなかった道もここまで綺麗になって嬉しいです。
これで老人の方も街まで出れると思います」

緊急時に市長がツイッターを有効活用できたのは、
普段から積極的に使っていたからだと見られる。
ほとんど毎日ツイートを行い、硬軟織り交ぜた発言でフォロワーとの交流も重ねてきた。

今回のケースを参考にネットでは
「災害対応で重要な役割を果たさなければならない首長は
ツイッターに慣れておくべきだろう」という意見も出ている。