この問題、進んでいるのか進んでいないのか。。
今の市長のもとでは改革がなかなか進まないのですが、
しっかりと市民への説明責任を果たしてもらうように、
また、説明責任が果たせないようであれば
民間と均衡をとっていただくように、粘り強くやっていきます。


民間類似職種との給与格差の問題についてです。






8回質問してます。
一問一答方式ならではだと思います。


個人的な山場は6回目からです。

改めて見るとちょっとループしている部分がありますね。。




【質問】

今年の6月議会において、
行政改革実施プランで課題設定されている
「技能労務職等の配置基準の見直し」の進捗状況と、
今後のスケジュールについて、伺った。


その際のご答弁では、
「検証結果を平成25年度中に集約するとともに、
職員定数基本方針の策定に、一定反映していく考えである」とのこと。


職員定数基本方針も、今年度中に策定するとされており、
スケジュール的なものを考えると、
技能労務職の配置基準の見直しについては、
もう集約されていてもいい頃


進捗状況を、伺う。




【答弁】
技能労務職員の配置基準の見直しにつきましては、
「公として担わなければならない業務か」、
「直営によるべき業務か、直営による場合の業務の範囲はどこまでか」、
また、「ノウハウの蓄積・セーフティネットの確保」などの観点から、
この間、技能労務業務の種別ごとに、担当部署との協議を重ねてきており、
今年度中の集約に向けて、順次、取り組みを進めているところ。


【質問】
本来的なスケジュールを考えると
もう議論が終わりかけでないといけないのですが、
進んでいないようですので

技能労務職員が多い部署について順次取り組みを伺います。

まず環境事業部について、
以前の構造改革アクションプランでは、
ごみ収集業務の委託率が50パーセントなっていたが、
今後についてはどのように考えているのか。


【答弁】
減量業務室では、一部委託等効率的な収集体制の構築に向けて取り
組んでおり、災害や緊急時においても、
市民生活への影響を最小限にとどめ、
市民サービスを低下させないように
迅速な対応ができる体制の確保が必要であると考えている。


【質問】
「新たに入職した技能労務職員についても、
収集運搬作業に係る多くの経験を積みながら、
順次啓発活動等に携わってもらう予定である」
3月の予算委員会でしていたが、
今後の技能労務職の在り方については、どのような考え方をお持ちなのか。



【答弁☆】
ごみ収集業務は、
収集時での市民との対話による啓発や、
苦情・要望対応、収集時以外でのごみ減量に係る調査指導、
また、効率的な収集コースの編成等に資する情報管理や個人情報の管理、
災害時・緊急時におけるセーフティネットの確保など
行政が公平かつ公正なサービスを実施できる状態を維持する
という考え方のもと、現場を熟知した技能労務職員が担う業務であると考えている。




【質問】
現場を熟知した技能労務職員が担う業務であるとのことだが、
それは行政職給料表の適用者か技能労務職給料表の適用者か
どちらの職員が担う業務なのでしょうか



【答弁】
現在は行政職給料表の適用者が担う業務であると考えますが、
技能労務職給料表の適用者も、今後多くの経験を積んだうえで、
担う業務であると考えることから、
今後は、それぞれの給料表の適用者が担う
べき業務を整理していく必要があると考えております。



【質問】
今後は整理していくとのご答弁でしたのでぜひ期待したいところだが、
先ほど答弁のあったの業務内容【答弁☆の部分】は、
技能労務職給料表適用の職員の方が中心となって
今後携わる内容であると考えている。

行政職給料表適用の職員においては、
将来的な行政運営を見据え、企画立案等にかかる業務等にも
携わっていくことが必要だと考えているので、
今後ご検討いただくよう要望いたします。



次に、
給食調理員と学校校務員業務の
配置基準の見直しの状況について教育委員会管理部に伺う。

給食調理上においては、
現在直営と民間委託とが混ざっておりますが。
今後の比率についてはどのようにお考えでしょうか。
また、学校校務員業務の配置基準についても伺う。




【答弁】
技能労務職の配置等につきましては、
学校給食調理員、学校校務員それぞれの職務の内容や
これまでの経過などを踏まえる中で、
本年度中の取りまとめに向けて、
現在、検討をすすめているところ。


【質問】
学校給食調理員等の技能労務職の
職員の給与体系については、
昨年度の新規採用者から技能労務職給料表が適用されるようになり、
従前からの行政職給料表の適用を受ける職員との
二重構造が生じることとなっています。


行政職給料表の適用を受ける職員については、
技能労務職給料表の適用を受ける職員と比較して、
高額の給与体系
となっており、
その分高度な職務に従事されているはず。



学校給食調理員や学校校務員で、
行政職給料表の適用を受ける職員は、
技能労務職給料表の適用を受ける職員と比較して、
どのような職務の相違があるのか
伺う。

【答弁】
学校給食調理員や学校校務員で、
行政職給料表の適用を受ける職員と
新たに採用された技能労務職給料表の適用を受ける職員とにおいて、
職務の内容はほぼ同様だが、
経験年数や職責により、現状担っている業務には差があるものと考えている。


現在、行政職給料表の適用を受ける3級以上の職員は、
一定事務事業にも携わっており、
行政職員と同様の昇格ルールによって現在の職に任用していることから、
行政職給料表を適用している。



【質問】
職務の内容はほぼ同様であるとのことだが、
それでは何故適用される給料表が異なるのか。


今の答弁では、
3級以上の職員は一定事務事業にも携わっていることも
理由の一つということだが、

それでは、学校給食調理員と学校校務員については、
具体的にどのように事務事業に携わっているのでしょうか。


また、ほぼ同様とのことですので、
「ほぼ」に含まれていない相違点を教えてください。




【答弁】
学校給食調理員は、
文部科学省の定める学校給食衛生管理基準を遵守し、
調理員や食材の動線、調理工程等適切な管理を行う中で、
安全、安心でおいしい学校給食の提供に携わっています。

また、学校校務員は、学校園で日々生じる事象や
教職員からの求めに迅速かつ臨機応変に対応し
教育環境の維持向上を図るため、
施設の維持管理等に関する幅広い知識と技能が求められる業務にあたっている。


このように学校給食調理員や学校校務員は、
単に労務的な作業に従事するものではなく、
それぞれの現場で業務の円滑な運営に関わる事務事業にも
携わっているものと考えている。



ほぼ同様であるの理由は、

新たに採用された職員と今までの職員とは
これまでの経験の蓄積や培われた力量が違うことから
遂行される職務の内容が同等ではないということから
「ほぼ同様」と申し上げた。



【質問】
現場での業務が円滑になるようにするための事務業務ってのが
具体的じゃなくて分からない。



ほぼ同様のの方については、
これまでの経験の蓄積や培われた力量が違うことから
遂行される職務の内容が違うということだが、


今の説明だと、
確かに、新卒の方ってのも今は若いから経験が少ないが、
経験が蓄積されていったら技能労務職給料表ではなく、
行政職給料表が適用されることになるが、
その認識でいいのか。



【答弁】
新たに採用した職員については
今後も技能労務職給料表の今後も考えている。
(経験が蓄積されても行政職給料が適用されない)

引き続き給与制度からの視点も踏まえて
職務の内容の検討を行う必要がある




【意見/要望】


(確認の意味で答弁を求めたが)
経験の差が給料表になるわけではない。
説明がつかないことが明らかになった。

ぜひしっかりと整理をして欲しい。



安心安全なおいしい給食を作ることや、
施設の維持管理等をしていただくことは大事です。

しかし、今の内容が事務業務ではなく
技能労務ではないのでしょうか。

今お答えいただいた業務内容は
技能労務職給料表が適用されている
新入職員も経験を積むに連れていずれは担当する業務
です。


今回は時間の関係で全ての部署に確認できないが、
市全体としてのもう少し前向きに議論をしていただきたい。


部によってもばらつきがあることも確認ができた。


いずれにしても、年度内に職員定数基本方針まで定めるという
従来の計画からは遅れているということをご認識を。


前回のアクションプランと同様に、
今回も行革プランが守られないということがないように
真剣に議論を進めていただき、
市民への説明責任を果たしていただきますよう要望する。