最後に吉村委員のお話です。


学校、教師の役割は子供の命と未来を守るという話で、
そういう教師を育てていきたいという話でした。

●スポーツ指導からみた教育:記虎敏和委員長
●国際相互理解の観点からの教育:徳永委員
●保護者としての教育に対する思い:山下委員
それぞれの記事へのリンクです。



●学校におけるリスクマネジメント
吉村雅昭委員

なみはや国体
教員だけでは得られなかった経験があった。

バレーボールをやっていた。
背は低かったけど、オリンピックに出たかった。
レフリーとしてオリンピックに行こうと思っていた。

声かけしていただいたが、学校の仕事があって断った。
その時に受けた人はアテネオリンピックの決勝の審判をした。
枚方高校の教師

障害者国体
陸上水泳卓球の担当
ファインプラザ大阪での気づき

スポーツの専門員


「足がないのを気にして話してないか?」
と言われたが、「気にせんと話してくれていいよ」
と言ってくれて気が楽になった。

「何かをしてあげないと」と思いすぎるのは良くない。
失ったものにどうこうしてもいけない。
あるものを大事にしていく。


新大阪で車椅子の方々は当時
貨物用のエレベーターに乗っていた。
一緒に体験した。

車椅子の人が町でどういう人に声かけるかというと
真面目そうな学生には声かけない。
ちょっと茶髪とか服装が乱れてるやんちゃそうな人に声かける。


視覚障害の人が待ち合わせする時どうするか
携帯ラジオの音を大きくして、
音で待ち合わせをする。

などなど学校では知り得ないことを色々知った。

学校の使命は
子供たちの命と未来を守る。
命・・・居心地のいい場所。
未来・・確かな学力も含めて
と言い切ることができるようになった。


リスクマネジメントの話
阿武野高校時代
東北方面に修学旅行に行った時、
農家にファームステイ、日光行って、ディズニーランド行って
夜行バスに乗って高槻に帰るコース



女子高生が亡くなった。
食事を行く時に、トイレずっといた。
鍵を壊して入った。
大きなホテルにも関わらずAEDが当時は設置してなかった。
病院に搬送された。
くも膜下出血、不整脈、原因不明。
病院は保護者の到着時間を気にしていた。
ICUに入ったが出てくることはなかった。
母親はショックでたてなくなった。

父親は「他の生徒はどうなった?(行程に支障はないかという意味)」
その話をきいてすごい保護者だと思った。
この保護者としっかりと付き合っていこうと思った。


命と未来を守るというのをすごく実感した。

リスクを感覚的に持っておくことが大事。
日常的なリスクをどう回避していくか。

研修をして知識があっても、
意識をどう持っておくか。

ついつい自分の身を守るとか、学校を守るとかではなく、
生徒をどう守るか、保護者をどう守るか。




教職の生徒と話をする時に
先生になった時に何が求められているかを掘り下げている。

生徒が地域住民に通学時にぶつかった、
その住民が来た場合、
地域住民にどう対応するか?場面指導。

まず「怪我はないですか」の確認から。


大切なのは事実は何なのかを確認する。
一方的なは話だけになると事実誤認する場合もある。

真実を見分ける力を身につけないといけない。

どういう教師が求められているか
情熱
確かな授業力
総合的な人間力

答えは自分の思いを自分の言葉で言うこと。
マニュアルに頼らない。本気で本音で話をする。

そういう先生を多くすることで
生徒のためになる。


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●スポーツ指導からみた教育:記虎敏和委員長
●国際相互理解の観点からの教育:徳永委員
●保護者としての教育に対する思い:山下委員
それぞれの記事へのリンクです。




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