最後に、職員の不祥事についてです。

近年、職員の不祥事が続いています。

懲戒処分などがあった件数が
H20年度 7件
H21年度 2件
H22年度 4件
H23年度 1件
H24年度 5件
H25年度 3件(9月6日現在)

倫理観や意識の問題と、
マネジメントの問題と2つ質問をする予定でしたが、
先に質問された議員の方が、前者については質問をされてましたので、
後者のマネジメントについて質問をしました。




【質問】


原因の一つには公務員としての倫理観や
自覚の欠如、職場規律の低下といった問題が
あるのではないかと考えられます。

この点については別の議員の質問により
公務員倫理研修をされているという答弁がありました。

私は、別の角度から質問させていただきます。

不祥事のおこる、もう一つの要因としては、
組織や上司のマネジメント能力といった事も
関わってくるのではないかと考えます。


市長は不祥事を起こした職員に対して、
私的な領域での不祥事だとのことですが、
これまでに、本当に職場では何の兆候もなく
突然、不祥事を起こしてしまったのでしょうか。


そういった組織や部下のマネジメントといった観点から、
不祥事の防止のためにどのような方策があると考えているのか、
見解を伺う。



【答弁】
過去の不祥事について、
分類なり傾向を検証する必要はあると考えるが、
要因等を特定することは難しいと思っている。

日頃からの上司による服務規律上の指導監督を通じ、
職員の勤務態度や言動、身だしなみ等に変化がないかなど、
職員から出される事前のサインを見逃すことのないよう、
上司のマネジメント能力を高めること、
また職場内のコミュニケーションを十分に確保することなどに取り組むことで、
不祥事の未然防止につなげていく。


【意見要望】
不祥事の際には、
どこか変化や予兆が見られることもあろうかと思います。

管理職をされている方は部下のマネジメントも仕事の1つです。
日々コミュ二ケーションをとって、
しっかりとそういった変化に気づくことも重要な仕事であるということを
認識していただくことを求めておきます。


それとともに、
まずは、職員一人ひとりの自覚を高めていただいて、
市長が自ら先頭に立って、
倫理観高い行動
をしていただくとともに、
職員への働きかけをしていただき、
市民の信頼を回復することを強く要望します。



また、活性化している職場ほど不祥事は怒らないものだと思います。
職場の活性化、メリハリのついた人事制度、
組織文化を醸成していくことも大事ですので、
人事制度面からはまた改めます。


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企業文化がそうなってしまっているのでしょうか。

日々真面目に仕事に取り組んでいる方が多い中、
こういうように不祥事があることは残念です。


市長の倫理条例を制定してはどうかという質問がありましたが、
そういう条例を作る予定がないという話でしたので、何とも言えませんが。