本日の議案質疑の中で、


事業系ごみの処理手数料変更についての条例改正に
未来に責任みんなの会とみんなの党市民会議の2会派を代表して賛成討論をしました。


正式な議案名は
「枚方市廃棄物の減量及び適正処理の促進等に関する条例の一部改正について」
です。



要点としては、
本来の法の趣旨に則れば
事業者が手数料を払う責任がありますので、
適切な料金体系にしていきましょう。
という内容です。

現在は60円で
適切な料金は201円と計算されています。

今回の改定案は90円ですので、
まだまだですが、第一歩というところです。



予算特別委員会でも質疑をさせていただきました。


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こちらが討論内容をまとめたものです。

廃棄物処理法第3条1項には
「事業主は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において
適正に処理しなければならない」と明記されております。

→「排出者責任」



平成22年度実績では、
焼却処理原価が10キログラムにつき201円の処理原価がかかっている。
「排出者責任」に基づき、
現行の10キログラム60円の手数料の条例改正を求めてきた。



今回のごみ処理手数料に関しては金額の議論ではなく、
もともと廃棄物処理法の趣旨に則ったあるべき手数料に近づけるもの


その金額は、


平成23年度事業系ごみ搬入量31607トンで考えると、

処理原価の201円の場合→約6億3600万円
現行の60円の場合→約1億9000万円

その差額が年間約4億4600万円となり、
この差額分は税金で負担していることになる。




本来は処理原価にあたる201円があるべき姿だが、
行政として「排出者責任に基づき、処理原価に一致した処理手数料とすべき」
との考えを明らかにしている、

また、
「今後もごみ処理原価に一致したごみ処理手数料に向けて見直しをしていく」
としていることから、第一歩として今条例案に対して賛成。



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その他にも
王仁公園のプールの指定管理に向けた条例改正などもありました。

個別の施設もそうですし、
指定管理全体についてもどこかで政策提言しようと考えています。