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消えた時用に記事のテキストを貼り付けておきます。
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「産むなと言うのか」 待機児童の親ら、異議申し立て

異議申し立ての書類を提出する母親グループ代表の曽山恵理子さん=杉並区役所

保護者の代表で、異議申立書を杉並区幹部に提出する曽山恵理子さん=22日昼過ぎ、杉並区阿佐谷南、区提供
 【斎藤智子、前田大輔】「このまま黙ってて良いのか」。こんな思いを持った東京都杉並区の母親60人が22日、認可保育園に入園できなかったのを不服として区に異議を申し立てた。区は2013年度末までに受け入れ数を400人増やすと発表したが、待機児は都心部共通の問題だ。

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■「育休延ばすしか」

 「私たちの思いをぜひ受け取って欲しい」。22日午後0時半すぎ、母親グループ代表の曽山恵理子さん(36)が、申立書類を杉並区の徳嵩淳一・子ども家庭担当部長に手渡した。

 区役所には朝から、ベビーカーを押した数十人の母親たちがロビーに集まり、申立書類に署名した。昨年10月の母親グループの立ち上げ時から活動する人もいれば、インターネットなどで知って駆けつけた母親もいた。

 砂山美佳さん(36)は、10カ所以上の保育園にあたったが、いまだ入園内定が出ていない。「こんなに苦労するとは思わなかった。育休を延ばすしかない」と、11カ月の長男をあやしながら、ため息をついた。
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待機児童の問題は都市部では多いのですが、
こういったことは全国で初めてだと思われます。