みなさま

こんにちは
木村亮太です。


堺市の桃山台配水場に小水力発電設備の視察に
先輩議員、同僚議員とインターン生とで行ってまいりました。
枚方市議会議員木村亮太公式ブログ-130218小水力発電1


堺市地球温暖化対策実行計画「さかいしCO2スリム作戦」という
エコ政策の一環で始まったようです。


この発電で施設の電気代の削減と、余剰電力の売電をしております。

この小水力発電は落差や水系の問題(水を引いてくる経路が2つあった)
などの条件がよく、あと数年でペイできるようです。

発電設備を導入するとなると、
水道管の工事をしますので、
場合によっては水道を一時停止して工事をすることになります。
そうすると、
工事の金額も高くなりますし、
その時の給水をどうするかという問題もクリアしなければなりません。

今回の場合は、水を引いてくる経路が2つあったので、
そのような心配をする必要がなかったとのことです。




枚方市議会議員木村亮太公式ブログ-130218小水力発電3
青い管が発電設備です。
階段を下りて近くに行きます。





枚方市議会議員木村亮太公式ブログ-130218小水力発電4
段差(?)や管を乗り越える先輩議員。
既存施設の中で発電設備を追加で入れているため、
このような作りになっております。




枚方市議会議員木村亮太公式ブログ-130218小水力発電5
写真の管の中に発電機が入っています。
大きく見えるかもしれませんが、
直径50センチで発電設備としては非常にコンパクトだと思います。

この中にタービンが入っています。

インライン型横軸斜流水車
といって、
管の中だけで発電ができ、
別途建屋などは要りません。










枚方市議会議員木村亮太公式ブログ-130218小水力発電2
こちらは発電機の制御盤。
この桃山台配水場でもコントロールが可能ですし、
集中センターからもリモートコントロールが可能とのこと。


平成25年1月からは
固定価格買取制度の導入もあり、
既存施設の売電単価が従前の8.4円⇒10.5円から
33.75円になり、より費用対効果も高くなっています。

メンテナンス費用は平準化すると毎年100万円くらい。
オーバーホールは5年に一度
発電設備の耐用年数は約20年。

費用懸賞をしっかりすれば
環境政策にも費用削減(むしろ歳入UP)にもつながりそうです。


ただ、条件が整わず、
苦戦をされている自治体もあるようですので
条件はしっかり確認する必要がありますね。

既存施設を大規模更新する際に導入、
というのもひとつのやり方かなと感じました。




枚方市でも導入できるのか担当の方に確認してみます。



小水力発電とは別件ですが、
堺市は配水場を基本的にはセンターからリモート管理、
ここの配水場は無人とのことです。

こちらはこちらでなかなかすごい取り組みだと思います。
$枚方市議会議員木村亮太公式ブログ-130218小水力発電6
配水場全体の管理室にある制御盤。


お忙しい中、施設についてご説明いただいた
堺市上下水道局の職員の方々には御礼申し上げます。

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