みなさま
こんにちは木村亮太です。


3月議会代表質問、
人件費削減に関連して、
技能労務職の給与についてです。


【質問】
技能労務職については、
今年度の新入職員から新しい給料表(ある程度民間と均衡がとれたもの)
が導入されます。


しかし、現在の在職者に関しては、今まで通り、
民間と格差のある給料表(事務業務に携わる行政職と同じもの)
が適用されております。
(※格差は下をご覧ください)



「全員が事務業務に携わっているわけではない」
との答弁もありました。

つまり、職務職責の観点から、
事務業務に携わっていないのであれば
技能労務職としての新しい給料表を適用すべきと考えております。


人件費の削減の観点からも、これら在職者の給与を
民間の類似職種並みの水準とする必要があると考えております。

見解をお伺いします。

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民間類似職種との比較
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●清掃職員(ごみ収集等)
¥6,623,705(枚方市職員)
¥4,085,100(民間類似職種)
1.62倍 (格差)

●学校給食員
¥6,477,164(枚方市職員)
¥3,767,300(民間類似職種)
1.72倍 (格差)

●用務員
¥6,750,085(枚方市職員)
¥3,008,200(民間類似職種)
2.24倍 (格差)

●自動車運転手
¥6,277,924(枚方市職員)
¥4,017,800(民間類似職種)
1.56倍 (格差)


年収ベース試算値
枚方市人事行政の運営等の状況の公表 平成22年度より



【竹内市長 答弁】
技能労務職の在職者については
引き続き行政職給料表を適用する



【意見】
高すぎる技能労務職員の給与を
民間の類似職種とも均衡を図っていくべきです。

つまり新しい給料表を適用し、
職務職責に応じた給与体系にしていくべきです。

大阪市においては市バス運転手の給与を
民間並みに削減するという動きもあります。

朝日新聞記事より
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大阪市営バス、運転手給料38%減案 市長方針受け

 大阪市交通局は、赤字が続く市営バス運転手の給料を将来的に38%カットする方針を固めた。橋下徹市長は現業職員の給料を民間並み水準にする方針だが、「一気の削減は法的にも難しいかもしれない」と段階的なカットを示唆した。労働組合の反発は必至だ。

 交通局によると、約700人の市バス運転手の平均年収は739万円(49.7歳)。厚生労働省の統計調査をもとに、府内のバス事業者の平均460万円(47.3歳)にあわせる方針で、年間で約280万円(約38%)をカットし、総額で約20億円以上の削減になる見込みという。

 同局は地下鉄運転士や駅員ら他の部門の現業職員約4800人の給料カットも検討。近く大阪交通労働組合(大交)と交渉する。市と労組は給料について協約を結んでおり、カットには労使の合意による協約の再締結が必要になる。
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給与水準の見直しもしくは民間委託を推進し
メリハリをつけて、人件費を圧縮すべきです。



今後も追及します。


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枚方市議会議員
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