みなさま
こんにちは 木村亮太です。


学校給食についての毎日新聞の記事をツイートしました。



中学校給食について
私の考えです。


基本賛成です。
学校給食法でも定められていることですし、
共働きの世帯も多いので、

ただし、財源はしっかり確保しなければならない。
他にも論点はあるのですが、
枚方市議会における、2011年の3月議会までの議事録を見返すと、

枚方市内の中学校19校で中学校給食を導入するのであれば、

・共同調理場を2つ作る方式で、
・初期費用は55億かかる
・ランニングコストは年間5~6億かかる。




また、
今までの市としての答弁は
「財政の関係上、実施が困難」でした。



今回、確かに、大阪府から補助金が出ます。


それにより、市の負担はいくばくか軽減はできます。

しかし、府からの1校当たりの補助金上限は1.05億なので、
枚方市の中学校数は19校なので、
約20億円ほど補助金が出たとしても
市が概算で35億円ほど出さなければなりません。




また、今の補助金案では、あくまでも、初期投資に関してのみです。
ランニングコストに関しての補助はありません。






初期の約35億円
ランニングの5~6億円

この財源を確保しなければなりません。


そのためにも、行財政改革、効率化、適正化が必要です。


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ここからは政策の話じゃないんですが、
私が中学校の頃は、
「中学生は給食ではなく弁当」
と思っていました。
おそらく、枚方市に住んでいた中学生なら誰しもそうなのではないでしょうか?




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毎日新聞の記事の内容です。


中学給食:大阪府拡大、12%→65%へ 維新の公約契機に

 公立中学校の給食実施率がわずか12・3%(11年3月末現在)と
全国ワースト1の大阪府内で、導入を表明する市町が相次いでいる。
府教委によると、現在給食のない31市町村のうち、
16市町が全校で導入の方向だ。
これらの市町がすべて導入すると実施率(中学校数当たり)は約65%に跳ね上がる。
橋下徹知事が「中学給食を統一地方選(今年4月)で争点化する」と宣言し、
代表を務める維新の会が公約に掲げた。
それをきっかけに、導入方針を明らかにしたり、
首長選でマニフェストに掲げる例が相次ぎ、
中学給食への流れが加速した。

大阪府は今年度から給食導入時の補助制度を設けた。
府教委のまとめでは、導入方針を明らかにしたり、
首長が選挙のマニフェストに掲げたのは池田、箕面など11市。
藤井寺など5市町は調理施設の建設費や設計費などを今年度予算に計上。
残りの市町村からも制度について問い合わせが相次いでいる。

文部科学省によると、09年の公立中の完全給食実施率は全国平均で81・6%。
近畿2府4県では奈良の69・2%がトップだが、
全体的に実施率は低く、大阪府内では大阪、堺の両政令市も実施していない。
実施率が低いのは、全国的に学校給食が始まった
1960年代以降の生徒急増期に校舎整備が優先され、
その後も自治体が多額の財政負担を敬遠したことが理由と見られる。
一方、東京都は60年代に給食導入を積極的に進め、実施率は96%(09年5月時点)。

橋下知事は今年度から5年間で最大246億円を市町村への補助金として予算計上することを決めた。




【すでに実施している】
箕面市★、門真市、和泉市、富田林市、四條畷市、
交野市、松原市★、大阪狭山市、吹田市★、熊取町、田尻町、岬町

【首長が方針表明、またはマニフェストに明記】

大阪市、池田市、箕面市★、高槻市、
枚方市
寝屋川市、大東市、高石市、岸和田市、貝塚市、泉佐野市

【建設費や調査費などを今年度予算に計上】

吹田市★、柏原市、藤井寺市、河内長野市、河南町

※★は当該市の一部中学校で実施。




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