みなさま、こんにちは
木村亮太です。


昨日、
枚方東消防署にて防災勉強会を受けてまいりました。



直下型の地震とプレート型地震について、
そして、地震が起きた際の被害想定などを教わりました。


今、枚方で起こりうる大地震は2種類が考えられます。
(近くに起きるという意味ではないです)
(下記に発生確率を記載しております)



①東海・東南海・南海地震 (プレート型)
→東日本大震災はこちらのタイプ


②生駒断層帯の活動による地震(直下型)
→阪神淡路大震災はこちらのタイプ





①に関しては今後、30年以内に70%程度、
50年以内に90%の確率とされています。

発生すると被害範囲もとても広く、
東海・東南海・南海が連動した場合、
神奈川県から宮崎県までが被災地域になると見込まれています。




②に関しては、100年以内に起こる可能性が0.8%とのことですが、
活断層直下型の地震はいつ発生するかどうか予測がプレート型と比較しても難しいことです。



①と②の違いによって、
救助隊が近隣自治体から来れるかどうかも変わってきます。

①のようなプレート型の大地震が起こると、
広範囲が被災するので、被災した県の隣の県も被災しており、

救助部隊、救援物資などを要請しても、
とても遠い地域からの救助を待つことになります。



どちらの大規模災害が起きた場合、
「自主防災」という観点も大事です。



日々の火災などに対しては消防署は防災体制をしっかりと築いておりますが、
大規模災害で保有している消防車の数以上火災が起きてしまうこともあります。



行政として公助をできるかぎりやるというのとともに、
市民の皆様、地域の皆様で自助、共助の意識を高めるのも防災の一歩です。


ちょうどツイッターでも
そのようなやりとりをしていたので、
非常に納得いたしました。




【自助】
自分の責任で、自分自身が行うこと。

【共助】
自分だけでは解決や行うことが困難なことについて、周囲や地域が協力して行うこと。

【公助】
個人や周囲、地域あるいは民間の力では解決できないことについて、公共(公的機関)が行うこと。



最後になりますが、
東消防署署長、また危機管理室の皆様には貴重なお時間を割いて
ご説明いただき誠にありがとうございます。


枚方市では昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅に対して
耐震化診断の補助・耐震改修の補助制度がございます。
補助金額の上限や、耐震改修に関しては所得制限もございます。

耐震診断は上限5万円
耐震改修は上限 設計費で上限10万 工事費は上限40万
今年は工事費として30万円国から増額で補助されます。この増額は今年度末までです。


詳しくはこちらをご覧ください。