保谷・大泉学園のピアノ教室「木村ピアノ教室」です。

 

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昨日、お楽しみ会が終了しました。

今回のお楽しみ会は2019年以来なので、5年振りです。

コロナの影響で、発表会のみ開催となっておりましたが、少しずつ人と集まれるようになってきた印象があり、お楽しみ会開催に踏み切りました。

 

前半は、姉妹連弾、親子連弾、ピアノソロ演奏。

 

姉妹連弾では、5年生と1年生姉妹が連弾を披露。

1年生の妹さんが、止まってしまっても、5年生のお姉さんは、止まらず弾き続け、再び妹さんが弾き始めやすいように、妹さんパートを口ずさみながら演奏してくれました。

 

親子連弾では、普段は客席から舞台を見るのとは違う景色と緊張があったと思いますがが、ピアノ経験が無いお父様、0歳児がいるお母様、息子さんから誘われて連弾に参加してくださったお母様、ご協力ありがとうございました。

また、親が習っていて、お嬢様に連弾パートナーを依頼されているケースもありました。

60代の生徒さんが30代の娘さんと連弾されている姿も、とても素敵でした。

 

講師は、お一人ずつのご紹介や、インタビューをしながら、最後に「アメイジング・グレイス」を演奏しました。

 

 

後半はクイズと質問コーナーを行いました。

 

音楽クイズと、曲あてクイズをグループに分かれて答えてもらいました。

普段は、個人レッスンのため、他の生徒さん同士の交流が無いので、ぜひ、お友達ができたら良いな、と思い、事前に作っておいた名札を見える所に貼ってもらい、自分達でグループのメンバーを探して着席。

 

前半で、それぞれの自己紹介などをしてもらったので、何となく誰と一緒のグループかな、と考えながら聴けていた人はすぐに見つけられたかもしれませんね。

 

クイズは、音楽雑楽と曲名当てを行いました。

雑学クイズでは、カスタネットのこと、ピアノの弦のこと、指揮棒のことをクイズにしました。

 

曲当てクイズでは「お菓子の世界」というピアノ曲集の中から、事前に配ってあった「お菓子リスト」の中からどの曲が流れてきたか、をグループごとに相談して答えてもらいました。

 

↓舞台上に音響機器をセットしてもらい、曲を流しました。

 

質問コーナーでは、事前に頂いていたご質問を会場の皆さまに投げかける形式で行いました。

・練習時間はどんなスケジュールで行っているのか?

・子どもが癇癪を起したたらどうする?

・ピアノを習っていた保護者の方はどのくらい?

・やる気を出すための工夫は?

 

など、保護者の方だけでなく、お子様にも答えてもらいました。

 

練習は学校や幼稚園に行く前の10分~15分を使う、という方や、ゲームはピアノの練習をしてからでないと、できない仕組みにしている、のような答えがありました。

 

癇癪を起したらどうしたら良いか、というご質問には、質問があった方のお子様に直接聞いてみたところ「放っておいてほしい」との答えが。

本人が言っているのだから、間違いないですねウインク

 

ピアノ経験者の保護者様はだいたい半分くらいでした。

ピアノ経験者ではない保護者の方が練習について口出しするのは、よくないかな、と思われていたようですが、経験者でも口出ししない方もいらっしゃるくらいだから、あまり気にしなくて良いのではないかな、という印象でした、

 

やる気を出すための工夫については「褒めてもらえると、やる気がでる」「練習したらチョコレートが貰えるんだよ」「何時以降は練習できない、と決めて、練習が乗ってきた所でも、時間がきたら、明日のお楽しみ、として止める」とのこと。

中学生で「英雄ポロネーズ」を弾いてくれた生徒さんに、やる気を出す秘訣を聞いたところ、

「弾きたい曲があれば弾く」とシンプルな答え。

 

この中学生さんは、小学生の頃は、あまり練習していなかったんです。

でも、レッスンに来た時は、言われたことをできるようにしようと努力はしていらっしゃいました。

高学年になった頃から、少しずつ練習量が増えて、今では難曲を自分で選んで、何時間も夜にヘッドホンをつけて練習しているとか。

「カッコいい曲だ!弾きたい!」と思うことが、やる気になるらしいです。

保護者の方にお尋ねしたところ、「練習しなさい」とは、言わないそうです。

小さいうちは、まだ、弾きたい曲と自分のレベルが合わないことが多いかもしれませんが、少しずつ、その距離が埋まり、手が届きそうになってきたら、自分から弾けるように努力するのかもしれませんね。

 

親は、口出ししたくなるけれど、黙って見守るのが一番、ということでしょうか。

私も中学生の子どもがいる親として、とても参考になりました!

 

来月は発表会を同じホールで開催します。

お楽しみ会と同じ曲を弾く方も、違う曲に挑戦している方も、次の目標に向かって楽しみましょう!

 

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