トゲトゲに覆われています
ドリアンに似ていると思ったけど(笑)
ドリアンってこちらですもの。
だいぶ違った・・・。
松かさ 松ぼっくり でもない・・・。
紅葉がすすむ山で、ドングリを探してきました
トゲトゲしている外側をむいてみると!
「どんぐり」 とは・・・
クヌギ・カシ・ナラ・カシワなどの果実の総称なのだそうです。
知らなかった~
果実の一部または、全体を殻斗に覆われる堅果があることが
ブナ科の果実に共通した特徴なのだそうです。
写真は「かしわ」の果実。 かしわの木のドングリでした
カシワの名の由来は、食物を盛る葉として炊き葉(かしきは)
と呼ばれていたことから、「かしわ」と名がついたそうです。
柏の木は防風林としても植えられていますが、
「かしわ」といえば! 葉っぱ
「柏餅」に使われている あの!香りのよい 葉っぱ です
柏の木の葉っぱは!真冬になっても枯葉が木についたまま。
春に新芽が芽吹くまで落ちません。
(これが防風の役目を果たすのですね)
また春に新しい葉と入れ替わるので
「子孫を絶えさない」
「代が途切れない」 縁起物とされ、
縁起をかついで端午の節句に柏餅として食べられています。
アイヌ民族の民話でも・・・。
本州人が蝦夷地を訪れ、集落に立派なカシワの林を見つけ、
どうしてもカシワの木が欲しくて売ってくれと頼んだそうです。
木の性質を良く知っているアイヌの人たちは、
「この木の葉が落ちる頃にもう一度来て、
葉が落ちていれば分けてあげよう」
と言ったそうでう。
冬が過ぎ春になって再び訪れても葉が
落ちていない。
カシワの林を守ることができたという民話です。
北海道では市町村の「木」として8市町村が
街の木を「カシワ」としています。
北海道でドングリの生る木は4種類あるそうで、
カシワ・ブナ・コナラ・ミズナラが自生しています。
今年は不作と言われているドングリ。
リスや熊さんから少し分けてもらいました。
縁起の良い「カシワの木」の「実」
ドングリを拾ってきました