こんにちは。

思春期・子どものトリセツ講師   英語・英会話講師 

木村 かおり です。

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たった3ステップ!

【子どもへのイライラをやめたいときに試すこと。】

子どもへのイライラをチャンスに変える!

こんな考え方をしたことがありますか?

 

この記事では子どもにイライラする原因と、怒りの抑え方、そして感情に任せるのではなく、子どもに伝わりやすい伝え方の3ステップを子育て講師の視点からご紹介します。

私自身もこのステップができることで、親子関係が劇的に改善したので、

ぜひ試してみてください。

 

 

イライラしたくないんです。

子育て中のお母さんたちと話していると、こんな言葉が口から出てきます。

 

イラッ「すぐに子どもにイライラしちゃうんです!

   イライラしたくないのに!
  怒りたくないし!なのに、怒っちゃうんです。」

 

ニコニコ「そうですよね。 私も、10年前はそうでした。

   イライラって、止められるんでしょうか。
  そもそも、どうしてイライラするんでしょうか。

   イライラのメカニズムを理解して、イライラを味方にしていきましょう。」

 

どうしてイライラするの?

母親が子どもにイライラする理由は、ずばり

そこに期待があるからです。

 

 

イラッ 「はぁ。。。期待・・・。
    正直よくわかりません。」

 

 

ニコニコ 「期待の上に、子どもが何か行動を起こしたり、

   起こさなかったりしたことできた結果があります。」

 

 

 

わかりやすくいうと

8時に家を出たい!というお母さんの期待があったのに

家を出るのは8時10分になってしまった。

って事ですね。

 

 

 

 

イラッ 「あ!それ!あるあるです。」

 

ニコニコ 「そうですよね。

    こういうときに私たちが注目してしまうのは

 

 

                                                                   

 

起こった事実よりも、期待に沿わなかった部分。

できなかったこと、思い通りにならなかったこと

ここばかりに注目してガッカリしてしまうんです。

 

事実は、8時10分に家を出たこと。

ですが、「家を出た」という事実よりも、

つい「8時に家を出られなかった」という

「なかった」こと、

 

「思い通りにならなかった」という

「なかった」ことに注目してしまい

  • 期待外れ
  • ガッカリした

という感情を引き起こします。

その気持ちが「イライラ」に繋がるのです。

 

でも

 

『イライラするときとしないときがある!』

期待通りにいかなくても、できなかったことがあっても、思い通りにならなくても、子どもにイライラしてしまうときと、イライラせずに済むときがあると思いませんか?

 

そうなんです!

お母さんに余裕があれば

子どもにイライラしたり怒ったりしないってことなんです。

つまり、子どもが期待通りの事をしなくて

「怒らない」目指すのではなく、

「余裕のある自分」でいる時間を増やせばいいのですよ。

 

怒らないではなく、余裕のある自分。
「ない」部分に注目して嘆くのではなく

「ある」部分を増やそうとする

余裕のある自分でいるためにできることを考えます。

 

 

 

「ない。」という言葉を使わない。

 

だから、子どもの行動が遅いとき

「8時までに出られないよ!」
「それじゃ、間に合わないよ!」

ではなく

 

「8時に出ようよ!」
「家を出たの、8時10分だったね。」

と、肯定的に。

 

自分のイライラや怒りの感情に対しても

「イライラしたくない
「感情的になりたくない
「怒りたくない

ではなく

 

「余裕を持ちたい
「笑顔で過ごしたい
「わかりやすく伝えたい

と、肯定的にすると、

それを実現する方法が見つかりやすくなる。

実現している時間に注目できるようになってきます。

 

伝わりやすい伝え方 3ステップ

親の期待に沿わなかった部分、できなかった部分に注目するよりも、ママの期待を伝えることで

「今回は少し足りなかったけれど、本当はできる。」

と、子どもを信じる気持ちが伝わります。

そのためには、こんな伝え方をしてみてください。

 

1.子どもの行動の結果をそのまま認める

最初のステップは、先ほども説明した通り

「家を出たの、8時10分だったね。」

と、善悪のジャッジをせずに、

今の状況をそのまま受け止めて、そのまま伝えます。


怒ったり責めたりしないように

穏やかにしてみたり、

少し驚いた感じにするのもいいかもしれませんね。

 

2.お母さんが持っていた期待を伝える

事実をそのまま認めたあとは

 

「お母さんは、○○なら8時に出られると思ったなぁ。」

 

と「本当は出来ると思ってたよ。」

という気持ちを伝えます。


このときも、責める気持ちではなく、

 

「信じる気持ち」を持って伝えましょう。

 

 

「お母さん がっかりだったなぁ」とか

「お母さん ちょっとさみしかったな。」という想いを込めるのも

アリです。

 

 

3.次からどうしたらいいかを考える

「できる」と言ったのだから、最後にはできる方法をね。

 

「だから、明日はご飯を7時半までに食べ終わろ!」

提案するのもいいし

 

「明日、どうしたら8時までに出られるかな?」

質問して考えさせるのもいいですね。

 

 

「なんで出られなかったんだと思う?」

など、できなかった理由を考えさせるよりも

 

 

「どうしたらできると思う?」

という方法へのフォーカスをすると、

前向きに行動を起こせます。

 

イラッとしたら、チャンスです!

子どもにイラッとしたとき、それはチャンスだと捉えてみましょう。

何のチャンスかというと

  • 子どもへの期待に気が付くチャンス!
  • 子どもの「できる」に注目するチャンス!
  • 伝わる伝え方をやってみるチャンス!
  • 次にできる方法を考えるチャンス!
  • お母さんが余裕を持とうとできるチャンス! 

 

何が起こったとしても、捉え方次第で雰囲気や関係性は良くなります。

これができるようになったからこそ、

私は「ウザ親」から卒業できました。ウインク


ぜひ、やってみてくださいね。

まずは、伝わりやすい伝え方がここから学べます。

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【思春期の子どもとの関わり方講座】