娘の反抗期 その2
テストが終わると、翌週から〝追試”が始まります。
娘のI高校の追試は点数が70点以下が追試です。(100点満点、英語と数学のみ)
その他の科目で50点以下は呼び出しで(1クラスに数人だけなので)50点満点の基本的な
問題を解く という苦肉の策ですね。
当然娘は、一人だけ担任の先生の教科準備室に呼ばれて
受けました。
そして、実力テスト 追試ー期末テスト 追試
というように毎月テストがあります。
夏休み前に娘から
〝もう 学校やめたい。!”
〝学校にいても意味がない。やることがない。”
すべての事に自信を失い、部活も女子バレー部のマネージャーをしていたのですが、
マネージャーの仕事も以前プレーヤーとしてやっていた者にとっては
苦痛の一言。(お茶、ボール出し、スコアつけ。)
〝なぜ、やめたいの?”
〝目標がない。大学入ってからする目標がない。”
すでに、4歳年上の兄もこのI高校を卒業して、一浪してK大学に入った年でした。
娘もひょっとしたら、兄をみて<ここの高校にはいれば、こうなるのかな?>
と思っていたのだと思います、でも現実は厳しかった。
もう八方ふさがりの顔をした娘をみて、
〝やめてもいいよ。でも、やめてから、どうするのかを決めてからやめたら?”
〝やめるのはいつでもやめれるよ。”
すごく勇気のある一言でした。 内心ひやひやでもしっかりやりたいことを見つける
いいチャンスだと思いました。