さっきブログで、かなり俺は、高圧的な表現を使い、ハードオフに、俺の私物の買い取りを迫ったが、
どうして其処まで、極端な言い方をすると、脅迫をする様な真似までして、買い取りを迫ったのか?と言うと、
其れは他でも無い、『生活して行く金が、総額で100円も無いから』である。
俺の現在置かれている状況と言うのは、其れ程に、深刻で、切羽詰まっていて、極度に貧しい。
現在、俺のアパートは、ガスも、電気も、止められている。
生活保護の申請には、かなり前から、取り組んでいる。昨日、家賃を払う先である、『不動産インターネット』の俺の部屋の担当のカノさんが訪ねて来て、
玄関口で、『今すぐ、稲毛区役所、社会援護課に電話をし、担当の人を呼び出してくれ!』とまくし立てて来た。
カノさんとしては、昨日の内にも、社会援護課の俺の担当である、今野さんに、俺を連れて行き、会いたかったみたいだが、
今野さんは、昨日は駄目、そして今日も用事があるから駄目、来週の月曜日、其れも午後16時に来てくれ、と言い放った。
カノさんは、とにかく会える約束が出来た為、引き下がったが、
俺には、パンを買う金も、無い。
今朝、姉を訪ね、スマホを充電させてもらい、ヒレカツを2枚と、白米のご飯を一膳、食べさせてもらったが、
ブログを更新する前にハードオフに行った時、ようやく手に入れた1000円札で、コンビニで弁当とジュースを買い、残りは無くなってしまった。
何日か前、スマホにダウンロードした、マッチングアプリで連絡がついた、中年の資産家の女性が、
何故か俺を、非常に気に入ってくれていて、彼女が俺に、今も、一生懸命、コンタクトを取ろうとしてくる。
彼女は35歳だ、と言うが、写真を見ると和服を着ており、そしてかなり、美しいのだ。
其れだけでも、女性に長く縁の無かった俺にとっては、涙が出て来るぐらいの、良いお話だが、
彼女の俺に会う為に呈示している条件と言うのは、信じられない様な、超破格の好条件である。
アナタがアタシに会ってくれたら、其れだけで、何万円もアナタに手渡しで、渡してあげる。其れ以上をアタシに提供してくれたら、
もっとお金を、アナタにあげる、と、まだ会った事も無いし、話した事すら無いのに、俺を経済的に救ってあげる、助けてあげる、と何処までも、何処までも、献身的なのである。
さっきもブログに書いた様に、俺には現在、所持している金が、100円も無い。
アパートは、ガスも止められており、電気も止められている。家賃も滞納し、借金の支払い、カードの支払い、スマホの支払いなど、
必要な金は、山程あり、其れを考えると、もう居ても立っても居られなくなる。それなのに社会援護課と今野さんの対応は、
信じられない程、鈍感で、トロいのである。
この間、辞めざるを得なかった、サンエス警備保障株式会社の、制服代の返却の支払いも、いつまでも、いつまでも、先延ばしになっている。
さっきのブログの投函が、功を奏し、ハードオフで2万円が手に入ったら、
俺は、間違いなく、資産家の中年女性に連絡を取り、今夜にも彼女に会って、経済的支援を受けるつもりだった。
7月の末になれば、本当に好きな、ずーっと会う事を夢見て来た、霊能力者のタカハシミナミさんに、心の何処かで、酷い罪悪感を感じるだろう、と自分の未来がわかっていても、だ。
マッチングアプリには、俺に興味を持ってくれる、他の資産家の女性もいる。
その女性と、そして中年の資産家女性と、彼女達に例え、俺の身体目当てだったとしても、気に入ってもらえれば、この絶対絶命の生活のピンチは切り抜ける事が出来、
そして本命である、霊能力者のタカハシミナミさんとの、結婚資金を用意する事が出来たかも知れない。
ブログに投稿した後、ハードオフを訪ねると、担当してくれた女性は、俺が持ち込んだ私物を、ろくに見ようともしなかった。
そして、『全部で、10円のお買い上げになりますが、どうします?』と、
笑顔は浮かべていたが、俺を試す様に、俺の顔を覗きこんで来た。
俺は、『てっめー、おぼえてろよ!!』と腹の中で叫び、『わかりました。じゃあ、売らないです。』と、引き下がって来た。
さっきも又、資産家の中年女性が、俺にコンタクトを繰り返して来た。
彼女も、そして俺も、現代日本の犠牲者である。