「カラオケ行こ!」に引き続いて、金カム実写観てきたよ。
勢いが大事だと思って、二日後にね。

語彙力ゼロな私が簡単に感想を書きますが、辛口で書いてしまう可能性が大なので、
読まれたあとの苦情は受け付けませんのでよろしくお願いします。


そもそも、私は金カム原作が大好き民なので、

今回の実写化が決定され、

更にはキャストが決まった時に多分観に行かないだろうなーって気持ちでおりましたよ。

でも、ビジュアルが出たときに玉木宏扮する鶴見中尉や

舘ひろし扮する土方歳三があまりにも良すぎた為、

ぐぬぬぬぬぬ・・・っていう観に行くか行かないかのせめぎ合いにまでなったよね。

多分そういう人、多かったと思います。

そんでもって公開されてすぐに高評価の声がTwitterにあふれていたので、
私の知る山﨑賢人とは違っているかもしれない、よし、行くか!ってなったのですよ。

彼のことは嫌いではないんだけど、どうしても演技が個人的に苦手でして・・・
正直、上手だなって思ったことが一回もなくてですね・・・いつも違和感しかないのです・・・ほんとごめんな・・・

とりあえず、一回しか観てない私の瞬間瞬間に思ったことを書いてく。
ネタバレと辛口しかないので注意

・冒頭の二百三高地の戦いはなかなかに迫力があって、ドキドキした。
・殺陣シーンがすごい鬼気迫るかんじで、これがほんとに山崎賢人なのか?!!ってなった。


・↑飛び掛かるとこはぜひ劇場で観てもらいたいぐらいに、ド迫力というか杉元ぉぉお!!すげーー!ってなるので。
・「不死身の杉元だぁああああ!!!」に関してはまじで杉元。嘘じゃない。
・叫んだあとに急に顔の傷が出来あがってて、その瞬間吹いた。今じゃないだろ、それ。前からあった傷なんだよ、それは。
・VFXの違和感。良いか悪いかだと良い方だとは思うけど、あと少し!!
・死んだあとの熊の偽物感がすごいので、一気にクオリティが下がった気がした
・アシリパさん、大変良き!!!!私が思うアシリパの喋り方と解釈一致
・白石はねーほんとに白石。笑 妖怪でしたwwww実際にいたら、こんな感じだろうなって脳内がそこに落ち着く。
・尾形がね、私の思う尾形だった。めっちゃ良い!!

底知れぬなんとも言えない不気味さを感じた。尾形は最初こういう感じなんだよーー!!っていう正解
・尾形と杉元は物語の最後まで因縁の2人なので、その最初のシーンとしては抜群に大成功でしたね。

感動してしまった。かっけー・・・ってなる。
・フチ役の女優さん、大方斐紗子さんで合ってるかな?めっちゃ良い。

話し方のテンポ感とかアイヌ語わかんないけど、アニメと遜色ない。個人的にめっちゃ好きなフチでした。
・鬼気迫る感じの杉元のシーンは良かったけど、ギャグシーンの杉元はあまり良くない。
・牛山のガタイが私的に違うかなっていう。申し訳ない・・・私、牛山が一番好きだから厳しく見ちゃうのです・・・
・牛山が飛ばした娼婦の空中回転がとても安っぽく見えてしまって、あー紐に吊るされて回ったんだなってのが一瞬にして脳内再生されてしまって、すん・・・ってなった。
・舘ひろしの土方歳三と玉木宏の鶴見中尉がね、

ほんっっとに!!やばい!!!!!!ここまで読者を唸らせることがあるかね?!!好き!!!!
・双子役の人、気持ち悪さ全開だったけど、なんというか声優の杉田リスペクトかな?ってかんじだった。

片割れが殺されてから不気味なかんじからどんどん気持ち悪くなっていくイメージがあったので、

最初からこんな気持ち悪かったっけ?っていう。感じ方は人によりけりかも。
・今回の話のクライマックスがまさかの馬そり?の上だとは夢にも思わなかった。
・月島を無理して今回の話に引っ張ってこなくてもよかったのでは?いないとクライマックスに持っていけなかったとは思うけど、なんというか次回でも良かったかなって思った。
・桜鍋のシーンを面白くしてほしかった。全然笑えなくて、逆に申し訳ない気持ちになった。
・杉元がアシリパさんに真顔でストゥで殴られたシーンの直後に杉元がどうしてお金が欲しいかの理由をアシリパさんに話してて、ほんとは面白シーンだったはずがただの殴られシーンになってしまったのが残念。
あれは原作のままのが桜鍋シーンがもっと良いものになったのになっていう個人的な感想。
・事前にエンドロールは立つな!!!っていう情報を耳にしていたので、エンドロール楽しみにしてたけど、キロランケ似合いすぎて、笑いこらえるの大変だった。キャスティング正解
・ウィルク役も大正解です。井浦新さん、大好き


・・・・・金カム大好きと言っておきながら、

すでに漫画を売り払っている薄情なライト層なので、本気で愛してる人からしたら、

私なんぞの感想なんてまじで鼻くそのようなものでしかない。なのでまじで鵜呑みにしないで頂きたい。

あくまで私個人の感想ですよーーーー

正直実写化難しいと言われていたものだと思われているなか、

制作陣たちの原作愛をとてつもなく感じたのはいうまでもなく。
私も辛口ではあるものの、めちゃくちゃ良かったと思う部分があったのは事実。

ただ、惜しい!!!って思うシーンもある。
映像化するとやれることとできないことがあるので、

双方納得して作っていくのは大変だと思うので、無理難題は言えないんだけど・・・・

でもーーーー!!!!熊やレタラのあからさまなVFXがどうにも受け入れがたく・・・
ゴジラレベルのVFXが欲しい!!!!!!!←

世間は違和感ないと言ってる方がほとんどなので気にならない人のが多いようです。


あと、申し訳ないけど、ゴールデンカムイはどうしても動物の死骸?というか、

生々しい感じがどうしても欲しいなと思ってしまった・・まあこれは難しいよな・・・

金カムはアイヌの文化を知ってもらうためのものでもあるので、

やはり動物の死もそのままリアルに残してもらいたいし、どうやって体を切っていくのかとかも観たいんだ・・・
さっきも言ったけど、まあ難しいよな・・・・動物は殺せないしな。CGなどでどこまで出来るのかわからんし。

せめて、熊の死骸はもっとリアリティが欲しいです・・・明らか偽物ってかんじが出てる・・・


あとはやはりギャグシーン。
びっくりするほどつまらないのが本当に残念でならなかった。

ゴールデンカムイ原作は、

笑えるシーンがあり、怖いシーンも有り、その高低差があるからこそ飽きもこなく、楽しく読めた。

といっても、金カムのギャグシーンは実写でやるのは難しいな・・・とも思う。
アニメは割と原作通りのテンポ感や声優さんの演技のおかげで私的に正解だったんだけど、
銀魂実写くらい演者がぶっ飛んだ演技でないと、きっと伝わらないかも・・・
あとは、ギャグシーンだけエフェクトもりもりでキラキラ入れたりしてもいいのかも・・・
特に桜鍋を食べるアシリパさんのシーンとかは。

あとはやっぱり山﨑賢人かな・・・・

昔見た実写映画よりは演技が良くなったようにも思うけど、

気迫が必要なシーンは良かったけど、アシリパさんとの会話だったりが結構残念に思えて、

うーん・・・って何度かなった。

予告で流れた「陰陽師」?の映画も山﨑賢人のようで、予告だけで伝わるなんとも言えない演技力・・・・

演技上手いってどういうことなんだろう・・・って観てる側が悩んでしまい混乱が起きる(え)

本当に申し訳ないけど、杉元は若いときの長瀬がぴったりかなって思ってた。

でも、若い杉元の山﨑賢人はなかなかによかった。ビジュアルが。
ただのさわやか青年。原作もそうだしね。
なので、山﨑賢人がまったくダメとは思わないんだけど、手放しで山﨑賢人高評価っていうのは出来ず・・・・

ギャグシーンとかもっと振り切ってくれたら、もう少しいいかもな・・・
福田監督呼ぶ??←

賀来賢人が杉元でも良かったかもしれないなーとかほんとに失礼なことばっか考えてます。
すみません。


あ、あと衣装が綺麗すぎるって感想を書いている人がTwitterにいて、
あー確かに・・とも思った。
多少の汚れがあったりしても不思議ではないのに新品感すごくて、少し浮いてるかんじもした。

めっちゃくちゃ好き放題書いて、色んなとこから怒られそうな感じするんだけど、

どうしてもめっちゃ良かった!映画観てみて!!!とは持っていけなかった・・・

まあ色んな感想があるものですからね、こういうのは。ほんとにすみません。
実写続編が公開されたら、また観に行くとは思います。最後まで見届けたい気持ちではいる。


世間の高評価と全く意見が合わず・・・・いつだってマイノリティ・・・・

では、最後に総評です。


原作読んだことない人が観ても全く問題ない映画です、内容はいたって簡単なので。
そういう人のが面白く観れると思います!!!!


原作厨は賛否分かれがちなのでそれを理解したうえで心して観た方が良いと思います。
良いシーンと、あれ?って思うシーンが混在しております。

でも、そういうシーンが混在したとしても観なきゃ良かった・・・とは
絶対にならないのは確か。

すごく再現度が高いシーンも多いので、そこは胸躍るかと。
個人的に尾形と杉元の対決と二百三高地のシーンはめっちゃ良いです。
あと白石の妖怪具合や鶴見中尉ね、やっばいから。




一応映画を観る前日にアニメの第二期まで観返し、そして4期までも観ました。
久々にアニメ観たけど、変わらず面白くて好き。
樺太に渡ってからの杉元一行がおもしろすぎる。この辺はまあギャグパートだったけども。

これ、映画大丈夫そ??笑
谷垣ニシパのブヒィが観たいわ(え)

漫画売っちゃったけど、売らなきゃよかったと後悔・・・・でも場所取るんだもんな・・・
豪邸に住みたい。←