名前はキン。

吾輩は左利きである。
吾輩の家族はまず、いつも吾輩にご飯をくれるねーちゃん。

そして、いつも疲れているにーちゃんだ。
この二人に吾輩は猫かわいがりされている。
今日は吾輩の意思を通す方法を教えたい。

吾輩の声は「シンギングキャット」とねーちゃんに評されている。
いろいろな声音を使い分けることが出来るのだ。
そのかわいい声でまずアピール


次は吾輩のふかふかして手触りのいい毛皮をねーちゃんの足にすりつけてみる。
これはけっこう効果が抜群でねーちゃんは吾輩の毛皮の魅力に逆らえないのである。
しかし、それでもダメなときがある。

その場合はねーちゃんのタイマンに座り、じっと吾輩の光り輝く宝石のような目でねーちゃんを長時間ガン見してみる。
たいていここまでやれば、ねーちゃんは撫でてくれるのである。

それでも無視されたら、もう少し積極的に働きかけてみるのがよい。
世の中の親父はいろんなことを気にして出来ないのであろうが、吾輩はそんなこと気にしちゃいない。
堂々とセクハラしてみるのだ。
顔にチュウしたり、肩を抱いたりしてみる。
しかし。。。。。
それでも、こんなにまで努力しても無視されたときは。。。。

最終手段!!

暴力に訴えることにしている!!
ね―ちゃんのジーンズで爪をとぐ!!
ジャンプして顔を殴るなどだ!!

吾輩を無視することは許されない!!
わかったな!!