経営リーダーにとって大切な仕事のひとつは部下や同僚をどのようにとりまとめて

ビジネス運営を前に進めるか、という部分ですよね。

 

経営リーダー、ビジネスリーダーというポジションは相談する相手に困るというのが「あるある」で

どのように人をマネジメントしていくか、というのが悩みだったりします。

 

そういった悩みの中で、

「経営リーダーは良い人間、お手本にならねばならない」

という思いこみを持っている人がたくさんいますが、これが落とし穴。

 

 

仮に、部下のお手本になれないと思っていたとしても、

経営リーダーの本来の理想はお手本になれる人間、という思いこみを持つ人が多いのです。

 

 

でも、経営リーダーって、実は、仕事が出来ない人の感覚がわからん!!って人が多いのです。

そういうタイプの経営リーダーは、そもそも仕事が出来ない(まだ分かってない)人に

モノを教えるということが非常に不得意だったりするのです。

 

要は、仕事が出来ない人の気持ちや感覚が根本的に分からないから。

天才的なセンスを持っている人って勝手に出来ちゃうから、

出来ない人のことが理解できないんですよ。でもそれって仕方ないですよね。

 

 

ここで言っておきたいのは、経営リーダーがそういう天才肌の人じゃダメってことは一切無いってこと。

天才肌で、人への関与が苦手でもいいんですよ!全然!

だって、人を教えるのが苦手なら、誰かにその役目を任せればいいんだから。

 

 

経営リーダーとして人材マネジメントを行うにあたって決めるべきは自らの「スタンス」。

 

1.天才肌の自分は人を教えるのは苦手だから、割り切って、教えることは誰かに任せる(アウトソーシングする)

2.部下・同僚の目線で教えることは出来るから、自ら人材教育に積極関与する

 

上記のように、自分の特性を見極めて、「割り切って」スタンスを決めることが必要なんですよ。

経営リーダーは聖人君子になる必要は一切ありません。

求められているのはビジネスを大きくする「良い経営者」になることです。

 

まず最初に人材マネジメントのスタンスを決めていきましょう!