人間って、未来をイメージするときに

 

どうしても過去の延長線上に未来を置きがち。

 

 

「過去には実際こうだったから」

 

 

この感覚が思い込み(ビリーフ)に繋がっていくんですよね。

 

 

 

株価のチャートでもそうだけど、

 

数十年単位で見ると、右肩上がりに一直線に上がっているように見えても

 

1年単位で、より短い期間で切り取ると、結構上がり下がりが激しかったり。。

 

どこに視点を置くかによって、その印象はまったく変わりますよね。

 

 

 

 

人類の歴史が数百万年あるとして、

 

「過去にはこういうことがあった」という予想の根拠にしているのは

 

たった数十年間、しかも自分というたった一人のサンプルでの経験事例に過ぎないのに、

 

必要以上にそれを重要視して、それをこの先に未来に当てはめている。

 

 

 

それってどうなの??という話。

 

 

 

ワールドビジネスクラシック(WBC)で村上を批判した人々

2023年3月に20か国によって争われた野球の祭典、ワールドビジネスクラシック(WBC)。
 
そこで、「村神様」として崇められたヤクルトスワローズの主砲、村上宗敬は極度に不振に陥っていました。
 
前年のペナントレースで日本人最多の56本塁打を打った彼も不調の波には勝てなかったのでしょう。
 
凡打と三振と山。
 
本人が一番悔しい思いをしたはずです。
 
 
しかし、その姿を見て、心ない野球ファンはSNSなどで
 
「村上をスタメンから外せ」、「打てる気がしない」
 
鬱憤を晴らすかのごとく、批判を繰り返していました。
 
 
 
そして、そんな状況の中、迎えたメキシコとの準決勝、これを打てばサヨナラ勝ちのチャンスに
 
村上に打順が回り、それまでの不振を振り払うのかのようなサヨナラ打が生まれたのです。
 
 
 
SNSでは「手のひら返し」で村上を称賛する声が多く見られました。
 
結構みんな、節操のないものですね。
 
 
いや、ただ、一つ言えるのは
 
そういった手のひら返しをしてる人って、結局「予想」していただけで、
 
村上を「信じて」いたワケではないんですよね。
 
 
 
大会を通じての村上の残念な打撃成績を見て、「どうせダメだろう」と予想をしていたわけで、
 
決して、「村上なら打てるはず!」「きっと出来るぞ!」って
 
信じて託すほどの心意気も、応援するも覚悟すらも無かっただけなんです。
 
 
一方で、実際に、村上選手がどん底な状態でも、「きっとできるハズ」と鼓舞していた人も
 
SNS上にはたくさんいたのも事実です。
 
 
 
さて、あなたの話です。
 
自分自身、あるいは自分の子供や部下、大切にしている人のこの先の未来を考えた時に
 
打算的に(科学的に?)、過去の延長線上に未来を置きますか??
 
それとも、
 
これまで培ってきた能力、リソース、そしてやる気に勝機を見出し、
 
覚悟を持って「サヨナラ打」を期待しますか?
 
 
その想いは、決してその通りにならないかもしれませんよ。
 
でも、「それでも信じる!」という覚悟を持って想いを託しますか??
 
 
 
どちらを選ぶかは、あなた次第ですが、
 
「サヨナラ打はきっと生まれる」と信じる心から
 
劇的なフィナーレは生まれるのです。
 

 

 

 

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