「ミイラ取りがミイラになる」
こんなことって、あなたのこれまでの人生で、
人間関係で経験したことってあるのではないでしょうか?
私自身、そんな経験があるんですよね。
友達に、やたらとイジりたおしてくるヤツが来て
イラっとさせられて、めちゃくちゃイヤなヤツがいたんだけど、
ふと気づくと、自分がそれをやっちゃってる。。
イヤだと思ってる人間と同じことを無意識にやっていて、
自己嫌悪に陥ったことがあるんです。
「ああはなりたくない」
そう思っていたはずなのに、それを自分がやってしまっている。
ミイラをやっつけに行っていたのに、帰りは自分がミイラになってしまっている。。。
なにこれ??
頭では分かっていることだけど、
結局、嫌いと言っているその相手に歩調を合わせすぎたのかもしれませんね。
脳は「嫌い」と言っていても、自分と異質な感覚の持ち主にはなにか惹かれるところがあって
そのステート(状態)に歩調を合わせていると、
それが自分の人格の一部になっていくのでしょう。
人間って、脳がすべてを制御できるほど高性能でもなくて、感覚で生きる生き物でしょ?
ずっと同じ人と一緒にいるとその人のエッセンス(人格の主要な部分)がうつってしまうこともあるのです。
「朱に交われば赤くなる」って言うけれど、
結局、そういうこと。
特にたくさんの人の間で暮らしているなら、
ありたい自分でいるために
「人間関係のポジション取り」は非常に大切で、
バカや愚者のステートを吸収しないように、
自分がありたいと思うステートを具現化している「良き人」のそばにいて、
良き人と歩調を合わせることがとても大切なんですよね。
「習うより慣れよ」って昔から言いますが、
自分のありたいステートを実現するには
誰と歩調を合わせるか、ってことが重要。
あなたはどんな人と歩調を合わせますか??