昨日オリンピック男子100m決勝でしたね
世界最速の男はジャマイカのウサインボルト
9秒63のオリンピックレコードで優勝!!
同じくジャマイカ出身で2着のヨハンブレークは9秒75!!
3着のアメリカのジャスティンガトリンは9秒79!!
4着アメリカのタイソンゲイは9秒80!!
5着アメリカのライアンベイリーで9秒88!6着オランダのマルティナで9秒94!
7着トリニダードドバゴのトンプソンで9秒98!8着ジャマイカのアサファパウエル11秒99!
いや~感動したッ
こんなレースはもう二度と見られないかもしれないくらいのハイレベル
なんと7着までが9秒台!!パウエルも足を痛めなければ9秒8台はでていたでしょう
しかもアメリカのジャスティンガトリンはアテネオリンピックの100m金メダリストですが、
その後ドーピングが発覚し、4年間の出場停止その出場停止の4年間もモチベーションを維持し、
練習を続けて今まで努力してきました。
そしてアテネから8年後の昨夜、自己ベストの9秒79という驚異的なタイムをだし銅メダルでした
自分が高校生で陸上をやっていた頃、世界の頂点に立ったガトリン。
あのガトリンがドーピングで出場停止という悲劇で、周りにも色々言われながらも陸上への
情熱・夢を持ち続け努力をしてきた結果、自分の実力で銅メダルを獲得しました
かつて世界の頂点に立った男が3位でも笑顔でウイニングラン
それだけ今回の銅メダルはガトリンにとって特別で本当に嬉しかったのでしょう。
そういえばボルトが言っていました。
”不可能は無い”
ボルトにとっても今回は本当に厳しい戦いでした。
昨年は世界選手権でフライングし失格。
今年はヨハンブレークに負けていて不安視されていました。
にもかかわらず!オリンピック決勝では9秒64というタイムで圧勝
カールルイス以来のオリンピック連覇!
そしてゴール後はお馴染みのボルト劇場
全ての重圧・プレッシャーから解放された最高の笑顔でウイニングラン
今大会は全ての役者が揃った中でのオリンピック決勝!
アメリカのガトリン、ゲイ、ベイリー。
ジャマイカのボルト、ブレーク、パウエル。
しかも皆さんが絶好調でオリンピックを迎えていました。
オリンピック決勝という舞台でこのメンバーに勝ったボルトは本間に凄すぎる
ただ、2003年世界陸上の金メダル、昨年世界陸上の銅メダリストである大ベテラン、キムコリンズ選手が
今回でられなかったのはめっちゃ残念です
日本の山縣選手も大健闘でした!
予選でいきなり自己新の10秒07をだし、準決勝では10秒10!
これはオリンピックにおける日本人の最高記録
隣のレーンにゲイやブレークがいる中でよくこれだけの自分のパフォーマンスをしたと思います。
これは4×100mリレーや、今後に向けて楽しみです
ボルトは常に伝説になりたいと言ってきましたが、伝説になりましたね
でもボルトは100m後のインタビューで”あと200mが終われば伝説になる”と言ってます。
9日に行われる男子200m決勝。
ライバルはジャマイカのブレーク、アメリカのスピアーモン、オランダのマルティナ、フランスのルメトル
だと思いますが、実際にはブレークとの一騎打ちが予想されます!
今からゾクゾクしますが当日が楽しみです!
さて、まだまだボルトの余波は冷めないけど、
寝不足に負けず今週も張り切っていきましょう