廉価でユーロロックを発売していたキングレコードのユーロロックコレクションシリーズで
最初に買ったレコードがイタリアのプログレッシブロックバンド
New Trolls - Concerto Grosso I でした。
当時 土曜日の深夜(正確には日曜日)に放送されていた
FM東京のスペースフュージョンという,
プログレやユーロロックを
紹介する番組があって、その番組で
ニュートロルスのコンチェルトグロッソI,Ⅱをかけていました。
他にもフランスのママベア、イタリアのフォルムラトレ等この番組で知りました。
同じ土曜日の午後にプログレ、ユーロロック等をかけていた
NHKFMの水戸放送局と共に貴重な番組でした。
その他 池袋の北口にユーロロックコレクションシリーズを置いている
レンタルレコード店があってその店もよく借りに行っていました。
コンチェルトグロッソはⅠを最初に買いました。
『かつてこれ程美しいストリングスを聴いたことがあるだろうか?
クラシカル・ロック?否、これは、正に"バロック"なのだ!』(帯タタキ)
確かにロックというよりクラシックです。
4曲目はジミヘンドリックスに捧げる曲でした。
5曲目 昔でいうB面は全然 タイプの違うヘヴィな曲でした。
数回しか聴いていません。
ライナーノーツは伊藤政則が書いています。
”生涯消えぬであろうこの美しい感動をニュー・トロルスに捧げる”
2曲目
この曲は当たりですごく気に入って
第二のコンチェルトグロッソを探して
同じニュートロルスの「UT」
や同じイタリアのプログレバンド オザンナ 「パレポリ」
をユーロロックコレクションシリーズで買いました。
でも、コンチェルトグロッソを超えるアルバムはありませんでした。
シリーズで良かったのは
クラフトワーク、ノイに在籍していたクラウスディンガーが結成した
ドイツの ラ・デュッセルドルフ 「VIVA」
とニュートロルス「コンチェルトグロッソ Ⅰ」
の2つでした。
この2つは今も聞いています。
コンチェルトグロッソはパートⅡも買いましたが
Ⅰの方が良かったです。
ユーロロックはイタリアの他にフランスのアトールとか
も少し聴きましたが
「VIVAと「コンチェルトグロッソ」以上のアルバムがなくて
ユーロロックを探す旅は終わりにしました。
3曲目