手術をして、すぐに人工心肺がはずれたので、自分の心臓でがんばっているとのこと。

たぶん、自分の心臓HP8くらいだろうけど。
あとは、ペースメーカーがトントンしてくれている。

ほんと、ペースメーカー入れたら、
心臓が止まるまで、とりだすことできないからねっっていわれた、
あの日のことが甦るよね。

父が生きてることは、とても嬉しいこと。
先生にありがとうございました。
とお礼をして、帰った。

自宅に到着したのは、夜中の1時をすぎた頃だったけど、その日仕事には、いった。

翌日、病院に面会にいった、
父はうつろうつろではあるが、
私にこたえてくれた。

人工呼吸器は本当に痛々しい
早くとれることねがうなぁ。

人工呼吸器を外そうとすると不整脈が
出てしまうからはずせないとのこと。
不整脈は、もうなにをしても治せない人なんだよなぁ。

その翌日向かうと、人工呼吸器は、はずれていて、でも、呼吸器を外した直後だったので、声ががらがらで全然聞き取ることがてきなかった。

( ;∀;)

&記憶が錯綜しており、
最初に倒れた頃の話をしていて、
大丈夫か?とおろおろした。あと、私の名前をよんでくれなかったので、
これは、私の記憶はないのかもしれないと内心どうしよう!とかなり狼狽えた。

でも、父の中で私は、甘えられる人と思てているらしく、飲み物を要求された。
しかし、人工呼吸器がはずれたばかりだったので、飲み物は、だめだと看護師さんから、
でも譲らない父。

父【飲み物を買ってこい!お前俺が死んでもいいのか!?】

私【死んでもよいです!かってきません!】

と、やりとりした。
ブラックジョークにもほどがあるよな
(  ̄- ̄)

そのやりとりを父が看護師さんにつたえる。

父【あいつ、俺が死んでもいいっていった!】

って、看護師さんは驚いて

いえいえ、娘さんがそんなこというわけないしゃないですか、毎日心配してくれてきてくれてるのに。

フォローしてくれる看護師さんに向かって

【いいました!飲み物をかってこいとかいうんだもの!!】

!Σ( ̄□ ̄;)

驚いた看護師さんのお顔は忘れられないよね。

スポンジに水を湿らせたものをチューチュー吸っていた。

こんなに元気ならまぁいいか。
私の名前を一度も呼ばないけど。

嬉しいやら悲しいやらで、
その日の面会は終わった。


翌日の面会では、

アブレーションするっていっただけで、
どえらいことになった!
俺は後悔してる、お前も後悔してるだろ!
とすげー剣幕で怒られまして、&名前も呼んでくれて、すげー胸が痛い!!とか
めちゃくちゃ文句をいってきたので、

( ;∀;)
わーーー!正気に戻ったーー!!
とほっとした。

生き地獄だ!と嘆く父。

何が正解かわからないまま、
それでも、すまん( ;∀;)、
誰しも殺すわけにはいかんでしょ?と。

ということを自分の心で呟いて、
ごくんと飲み込んで、
最後まで面倒みるから許しておくれ。
と、思った。

面会に行くのも憂鬱で
でも、一人で頑張ってるちちをほっとくわけにもいかず、毎日、コロナの心配をしなごら、集中治療室を覗いた。

翌日、父のもとにはテレビがおいてあり、志村けんさんの訃報が流れていた。
志村けんさんは、父と同世代でもあることから、父は、とてもショックを受けていた。

翌日、一般病棟へ移るとお知らせがあった。
一般病棟へうつることは、とてもよきことたが、面会は禁止になった。

ただし、鬱気味なので週に一度の面会は許可を得た。

一般病棟へ移ったといっても、
状態はよろしくなく、アカン状態はかわらないとのこと。

急変したときの対応はどうするか聞かれたが、もうこれ以上は、と思ったので、
人工マッサージ、人工呼吸、人工心肺他の治療はらやめてくださいとお伝えした。

そのかわり、何らかの必要な処置はいたしますとのこと。何らかの必要な処置とはなんだろうなぁ。

面会にいけないひがつづいていた頃、
先生から呼び出し、熱が出て、
意識朦朧としているとのこと。

かけつけたところ、尿がでなくなって、
非常にヤバイ状態とのこと、心臓のポンプを助けるために、心肺バルーンをいれて、
対応したいとのこと。

それも、やるのは、リスクがあるけど、
どうしますか?といわれたけど、
とりあえずやってください←とした。

このままなにもしないとすんごく苦しくなるというんだもの( ;∀;)

旦那さんにもきてもらって、
手術が終わるまで待つ。

せっかく一般病棟へいったのに、また、集中治療室経逆戻りだ。

もう、でも、ここで、だめかもしれない。
いちかばちかのことだもん!!

そして、ポンプを入れた治療は成功して、
また、集中治療室で、不服な父と顔を合わせた。しんどそうだった。

あああ( ;∀;)

0か1だったら、前に進む方を
選択する娘でごめんなさい( ;∀;)

ちなみに、このとき、もう死んでしまうかもとおもったので、妹にもきてもらったが、
妹的にはやらない選択肢だったので、
(先生に聞かれたときは私が答えてしまったが)
私じゃなくて妹が父の面倒をみていたら
もう、この世に父はいないなぁ。
苦しい思いをたくさんしなくてもよかったかなぁと、思った。

私が選択したことは後悔はしていないけど、
これきっと自己満足に違いないなぁ。。


つづく。