重苦しい話でごめんね。
続きです。
ご家族の方が到着しましたー!!
先生、ご家族の方がー!!
(*´∀`)
ああ、これ、ドラマでよくみるやつだー。←
処置室と繋がっているお部屋に通される。
現場を見て
!Σ( ̄□ ̄;)
笑ってる場合じゃねー!!
これ、マジなやつだ!!と焦る。
でも、どこか現実味がなくて、ぽやーんとする。私が到着したときは、心肺停止を繰り返していたから
VRTやらWPWやら聞きなれない言葉が
飛び交い、ぽかんとしながら、
先生からかかりつけ医やら
入院歴、過去の病歴やらを聞かれる。
えー!Σ( ̄□ ̄;)
かかりつけ、ここじゃないの!?
こっちに引っ越しした際に、
かかりつけ大きい病院にしたら?と
運ばれた病院を指名したのに、
ここじゃないところに通っている模様とのこと。
血圧の薬を服用しているのは知ってるけど
何飲んでるのか知らねぇ( ̄▽ ̄;)
既往歴。わからんし!!
あれで入院したのっていつだっけ?
ケガで入院したの何年前だっけ??
ということで、何もかもがわからず
そして、何が原因かわからん父。
服用している薬は大体把握できたものの
不整脈があるのは意識のあるときに
看護師さんが父にきいていて、
現実すんごい不整脈といわれる。
( ̄▽ ̄;)
知らなかった。
MRIを、やったところ、
腎臓が病を持ってることが、発覚。
家族に腎臓に、病を抱えてる人はいますか?と聞かれたが、全くわからない。
祖母は、糖尿を患ってはいたけど、
腎臓は、違うし。
いません。と返した。
父が運ばれた病院は、
心臓のスペシャリストがいないため、
転院できる病院を探すことに
いいですか?と聞かれたけど、
嫌ですと答える人なんているのだろうか?
いのちを救ってもらえるならば、
藁にでもすがる勢いだ。
何が原因か全くわからない父を
容易に受け入れてくれる病院はすぐには
みつからなかった。
( ノД`)…
なにも知らなくてすみませーん。
名古屋市内の大きい病院で
受け入れてもらえることになった。
私は救急車で、同乗。
旦那さんは、自分の車で移動することとなった。
看護師さんに、
AEDをやるために、
セーターに金属がついていたので切り裂きましたと大きめの透明なビニール袋に入れられたものを渡された。
それから父が身に付けていたものなども
受け取った。
旦那さんに渡した。
透明な大きい袋は、粗大ごみのような感じで
扱われなんとも嫌な感じがした。
そういうもんだけど。
救急車に乗る直前、
意識が戻ったような父の顔を、
私が覗き込んだ。
目を開けているなぁと思ったら、
一度私を見て顔を背けて、
再度、驚くように私を二度見した
( ̄▽ ̄;)
え?意識はっきりしとらん??
めちゃくちゃびっくりした顔をされたけど??
救急車に乗った。私は過去に三回ほど
救急車に同乗したことがあるが、
相変わらず居心地は悪い。
何分かに一回、救急隊員の方が父に
呼び掛けを行う、なんだかそれを見ていたら
とても、現実味が帯びてきて、
救急車の中で少し泣いてしまった。
ただ、目の前の父は、まだ生きているし
泣いてる場合じゃないなと思ったので
転院先の病院につくまでに、涙をしまうよう努力した。
明日につづく。