只今重度の障害を持つ児童専門の療育施設に来ています。


ここでは車椅子や歩行器・タンカや台車に手足をくくりつけられた自分の娘より幼い子供が自分の身体の境遇と正面から戦っています。

ここに寄るようになって数年、聞こえてくる鳴き声・叫び声にただただ可哀相・不憫だなと思っていました。


利用者さんがリハビリを受けている間、静かに呼吸法をし氣を回しました。


するととんでもない純粋で高いエネルギーが満ちているのが感じれました。
なんとなく理解出来ました、自分たちが普通に意識もせずに歩くことも、ここでは足を一歩進めることに大きな苦痛と大きな努力と出来た時の大きな喜びがありました。
そこに関わる周りの人たち家族さんや先生たちの幸福感がありました。


人は自分の生まれてくる環境を自分で決めて生まれてくる。

視点を変えれば幸福感・達成感とは常に自分の中にあるのだろうと思い、この幼い子供達に頭が上がらなくなりました。


少しでも彼等彼女等への微力な手伝いの出来る仕事につけて良かったと感じます。