3月に入ってすぐ、前縦隔腫瘍の手術の為2週間入院しました。
検査だけではどんなものなのか分からないため、手術でとって調べる事に…
ただPET検査の結果では悪性なので、悪いものであることは覚悟しています。
何度も手術は経験しており、全身麻酔も慣れっこになってしまいました。
午後のオンコールで歩いて手術室へ。
手術台の上で丸くなり、硬膜外麻酔を入れましたが少し痛む程度。
手術時間は約4時間
麻酔から目が覚めたらHCUでした。
音だけでとても忙しそうにバタバタしているのが把握できました。
今まで経験してきた手術とは異なり
呼吸が苦しい…舌が喉に詰まってこのまま死んでしまうのではないか…
話せないし痛くて体もピクリとも動かせない。
傷口の痛みではなく、長時間の同一体位によって体が麻痺している感覚でした。
看護師さん呼びたい…
けど呼んだら忙しいのに迷惑かけてしまう。
巡視時気づいてほしい…
けど申し訳ない気持ちで、寝たフリをして朝までずっと耐えました。
朝になって感覚がない程全身が痛かったので「体が痛い」と伝えました。その後は痛み止めの麻酔のせいでウトウトしてる中、先生や看護師さんと話し、午前中のうちに呼吸器外科病棟に戻りました。
白目を向いて頑張って起きて話していたので、ゾンビみたいだと看護師さんと笑いました!
午後には歩いてトイレにも行けるようになりました。
体の痛みはなくなり、起き上がる時に傷口が痛いのでベットの頭側をギャッチアップしてから起き上がるようにしていました。
術後からドレーンが1本入っていましたが、翌日には抜けました。
きっと私のように、ナースコールを押せずに我慢してしまう方いると思います。
私自身、看護職の忙しさを知っているため我慢してしまいます。
本来ならば1人1人の患者さんのことを考え頻回に声をかけ、気づかないといけないけれど、気づいてあげられない時もあります。
我慢せずに気になる事があれば、バンバンナースコール押しましょう!!と私自身にも言い聞かせます\( ˆoˆ )/
職場の先輩に「気になることがあれば我慢せずナースコール押してよし!頼ることも必要!」と言われました。本当にその通りだと思います。
傷口は内視鏡手術の為、胸骨の所に縦4cm、胸の横に2cm位の傷があります。
私はケロイド体質の為1年経った現在でも赤く盛り上がっています。
そして、退院後結果を聞きに行きました。