続き
当時は何のことを言ってるのかさっぱりだった。
強面おじさんが後ろに立ってるせいで、トップ打ちの練習をやめることができずにいた。
早くどこかに行ってくれ。
そう思っていた矢先だった。
強面おじさんは
「打ちっぱなしに来ている奴のほとんどはダフッてる」
と言い、
「地面より先に、球に当てなければゴルフにならない」
と続けた。
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これは私が実際に体験したことである。
この出会いによってスコアが劇的に良くなった、なんてことはない。
ただし、ゴルフの基本中の基本、大袈裟に言えば、一番最初に学ぶべきことを教えてもらった。
というのも、私が思うゴルフの不思議現象がいくつかあり、それらが解決してしまったからだ。
その不思議現象とは
・硬いマットの上で球を打つと飛ばない。
・硬いマットの上で球を打つと右に飛び続ける。
・硬いマットの上で打つと肘が痛くなる。
・雨の日に球を打つと、何かが弾けたような音がして、全然飛ばない。
上記の原因は全てダフッていただけなのだ。
もう少し言うと、ダフッていることに気付いていなかったのだ。
回りくどい展開になってしまったが、要するにダフらない練習=トップを打つ練習だ。
断言しよう、トップだけ打てる技術があれば、100を切る技術はほぼ備わってると思ってくれて構わない。
次の記事では、トップを打つことのメリットを紹介したいと思う。