[ギルストーリー クリエイティブラボ|4月のはなし]




そんな日、そんな夜

写真・文:キム・ドンイル (フォトグラファー)


誰もいない風がざわめく日
月が照らす苦しんだ夜


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私の家

写真・文:キム・ジェリョン (写真家)


家を修理して自分だけの家を作りながら
このような空間で暮らしたいという夢を想像してみた。

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春が来たようだが 私はまだ少し寒い

作曲・演奏・写真:ムン・イルオ (作曲家)




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なぜ過程より結果を考えるのか

著:ソン・ファシン (作家)


あるアイドルグループのメンバーがインタビューのときこう話した。

「私たちは好きなことをしているじゃないですか。ステージに立つのが楽しいし、だから一日中楽しいです。スキーに行くとしたとき、行くときの車の中での時間があるじゃないですか。スキーが好きなので、それをしに行く時間も楽しいように私たちも同じ気持ちです。舞台を準備しながら朝から起きて髪の毛をセットして服を着るそんなすべての過程が楽しいんです。」

聞いてから、こう思った。好きなことをしているということは、それ自体が最大の報償だと。その報償が最大の結果だと。私たちの時間は限られており、流れていくこの時間は切ないほど大切なのに、その時間の中で経験する数多くの過程で幸せを感じることができなければ、どれほどかわいそうなことだろうか。結果の時間だけを望み、結果の時間だけを自分の人生として認めれば、それは過程というより長い時間を割いてしまうのではないか。

私にはかつて「Not Yet (未だ)」の時間があった。私が望む理想郷を決めておいて、まだその時ではないと思って生きてきた日々。その時私は「今この時間は私の目的地に行くために耐え抜いて通っていく時間であるだけだ、だから早く過ぎてしまえばいいな」と思った。恥ずかしいがこんな態度でずいぶん長い間暮らした。

その時間はもう私を通り過ぎてしまった。後悔は私の責任だ。それでも遠くに見える扉はまだ閉まっていないようだ。過程の充実感のあるあの扉の中の世界に入ってみようと思う。


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Fat man

.絵・文:イ・ソンス (美術家)

Fat man with flower bouquet 20F oil and acrylic on canvas 2021

今日も服がたくさんありますね、ハハハ
昨日、少し少なめに食べればよかったみたいです。
毎回調節しようと思いますが、食べ物の前では
考えが止まってしまいます。
朝ごはんを食べながらランチメニューを心配して
ランチを食べながらランチと重ならない夕食の括りを思い浮かべます。
出張に行くときはそこのおいしい店を先に検索して
余裕のある時にはグルメを楽しみます。
私の日常は食べ物がいっぱいで私は幸せでした。
あなたを知る前までは。
私にとって花は非常に異例の贅沢な消費です。
それは私が花を食べないからです。
花は香りがよくて美しいですが、完全にあなただけのための贈り物です。あなたを知って私は恥ずかしがりやになったし食べ物のことも考えないときも生じました。そして、この花があなたの手に聞こえるようになれば、私は飢えるかもしれません。
あなたを見つめながら私は小さくなっていて、
花と一緒に私は少ししおれています。


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クルンクルン

文・絵:ハ・ミナ (作家)


雨の音がクルンクルン
同じ日も別の日も
恵みの春雨のように
ゆったりと過ごす。


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