何人かの方もブログで触れていましたが

悪性脳腫瘍で余命6ヵ月と宣告され
安楽死を選択すると宣言した29才の米人女性

何日か前に延期を示唆するコメントを出されたと思っていたら、やはり安楽死を実行なされたんですね。

同じ病気の者としてはとても切ない思いです(--;)

しかも娘と同じ年で、結婚したばかり
これからまだまだ楽しい未来があったはずなのに
悪性脳腫瘍だなんて....

その時を向かえる時期を 最後まで迷っていたのでしょうね。

だけど、やはり体の変化を感じたから実行したのでしょう。

本当に切ない。


人間は生き抜かなければならない義務があると思います。

でも、脳の病気って
最終的には自分が自分でなくなることさえも分からなくなってしまう。

回りの家族や友達には、自分でない自分の姿をみせなければいけないし迷惑もかける。

そして、何よりもその印象が残された者の心にも残る。


死ぬのが恐いんじゃない。
一つずつ、出来ないことが増えて
自分でなくなっていくのが恐いの。

たぶん、同じ病気の方は同じ思いの方が多いと思う。


私に その時が訪れたとき。

それを思うと尊厳死は、私の中では肯定。

考えは変わるかもしれないけど、今の時点での思いは書き残しておこう。



日本の法律は変わらないと思うけど

尊厳死を選択できる環境は希望したい。

その思いを伝えるために彼女は 世界に発信して実行したのだから。


どうぞ安らかにお眠り下さい。