先月の日経新聞で 2012年度版 「脳腫瘍治療の実力病院」
に、毎年恒例なんですが主治医がコメントと共に載っています
脳腫瘍でこられた方はこちら (日経新聞 )<無料登録ができます>
同じく先月、日本テレビの番組にも、主治医が主演していました
主治医は、脳神経外科医でもあり、先端工学外科医でもあります
主治医のチームを組んでの取り組みで 神経膠腫(グリオーマ)に対して
画像誘導下手術 や覚醒下手術 など最新治療が紹介されていました
今の医学は凄いんですが、それを日々研究、開発している方々がいる
主治医の活躍なされている姿を見聞きすると嬉しいものですね
しかし、初めは主治医のことをあまり存じ上げていなかったので
私も数々の失礼がありました
でも今は、この病院と主治医をはじめ他の先生方と出会えて良かったと
心から思っています
前にも書きましたが(2011・7性分 )
この病気になって、恐ろしさを知り
相手を知らなければ戦えない!と模索して、
ドクターの技術と最先端医療機器が一つにならないと
まず、第一段階の腫瘍を最大限に摘出する
ということが叶わないと思いました
なので、この病院を含め何件か選択肢の中にありました
そして、主治医との出会いは・・・
昨年の丁度今日、2月8日。
この日は火曜日で、紹介状を持ち初めて受診した日でありました
いきさつは、私が絶対受診したかった病院であったことと
紹介状を書いてくださった方がこの病院の心臓の方の偉い方
(今は引退されましたが)
実は初めはその方が脳外科医だと勘違いしていました![]()
(思えば、心臓とか脳とかに関わる病気になるなんて思っていなかったので
そんなに深くは考えたことなかったのだと思います)
それで、名指しでの紹介状を書いていただいたんですが
その先生もすでに退任され一戦を退いていて、その先生の愛弟子が
私の主治医だったわけなんですよ
主治医のことは、新聞、雑誌、ネットで知っていましたが
こちらの病院のシステムを築いた方宛てに紹介して頂いたので
退任されたと聞いて 「あら~どうしよう」 と秘かに
他の病院のことも考えていました
なので、随分理不尽なことも沢山云ってしまいました・・・かも
しかも、初めの印象が とても厳しかったので・・・・
神経膠腫と決定的に診断され しかも、グレードⅢの疑いあり
予後悪し・・・etc・・・と次々に厳しいお言葉
今思えば当然のことですが
一人で受診したものでしたから、私は半べそ状態
それでも、安堵な言葉は一言もありません
やはり手術実績だけを重視しているのではないか、とも思いましたし
大学病院で最先端医療を掲げているので、敷居が高くも感じました
今でも、前向きなことは中々云っていただけませんが
「このまま順調にいってくれたらいいね」 とだけは
云って下さるようになりました![]()
今は、それがこのドクターの患者に対する深い愛情のような気がしています
だって、卒業のないこの病気、
初めから 「心配ない」 「大丈夫」 なんてことは云えないですよね
しかも退任しない限りこちらにずっといらっしゃる主治医
ある意味一生の伴侶でもあるわけです・・・・
なので、通院日は 病気を再確認する緊張する日でもあり
主治医の顔を見て安心する日でもあります
次の通院日は、バレンタインディー
まさかチョコレートを渡すわけにはいきませんが![]()
新聞とテレビ出演のことにはふれてみよう![]()
どんな顔するんだろう(意外と話しやすいドクターなんですよ)
てなわけで、これからも主治医との長~~いお付き合いが続いて
いくことになるわけであります
(なぜハートマークなんだろう?
)
PS, 『脳腫瘍でアクセスされた方へ』
今までは、病院のことは触れないようにしていましたが、
脳腫瘍の神経膠腫に限っては、悪性度の高いものですと一刻を争う
深刻な病気です
主治医やチームの先生方、患者さんを通して考え方を変えました
今はネットなどで情報収集は豊富だとは思いますが
私も病院選びに迷いましたので、今そんな方がいらっしゃいましたら
メッセージを下さい
ご参考になればと思っています