またまた続きで、過呼吸症候群のことをもう少し触れさせて下さい
興味のある方はお付き合い下さいね
全く気力を失くしていた主人です
当然やる気も起きないので、現実逃避がはじまります
現実から逃げるのに、手っ取り早いのは深酒です
幸い、朝から飲むようなことはありませんでしたが、
晩酌の量が一段と増えました
当然、肝臓の数値も上がってきます
これではいけない!と
本人も真剣に治したいと考え始めたようで、
それからはいくつか専門医を回りました
カウンセリングも受けましたが、なかなか迷路から抜け出せないようでした
もう自分はダメな人間だ
と思い込み またまた、落ちていきます
ちょうど、主人にとって絶大なる存在であった義父が亡くなった時期とも重なって、
あの時は、本当に辛かったと思います
結局は、自分に合った安定剤や抗鬱剤をみつけることみたいなんですが
これが、中々難しく
色々試しましたが、薬によっては眩暈や吐き気の症状がでてしまうものも
あるようなのです
原因は過度のストレスで、やはり薬をうまく処方しながら、
腹式呼吸とか呼吸法を訓練するとか、自分にあった対処方を探すこと
後は、夢中になれることをみつけることなのでしょうか
でも実際、主人はこのことにたどりつくまで時間がかかりました
いつの頃からでしょうか?迷路の中でも、
「誰々も過呼吸症候群なんだってよ」 と聞くと
自分だけではないんだ と感じていたようですし
娘のお友達が、パニック症になってしまった と聞くと
アドバイスをしてみたり
同じ病気の方との共感みたいなものって大切なのかな
と思ったものでした
そしていつの頃からでしょうか?
PCに興味を持ち出し、一人でも平気になり・・・
そして、散歩から始まり
2人でゆっくりと都内散策をしだし電車に慣れるようになり
旅行でも乗れるようになりました
が・・・多分、一人で乗れる自信がついたのは、
私の病院通いだったのではないかと思います
土曜、日曜と毎週通ってくれました
初めて来てくれた日 「一人で来れたね」 というと
「満員電車で息苦しかったけど、頑張ったよ」 と
本当に頑張ってくれたんだと思います
主人の場合、現在 デパス に落ち着いています
やっとここまできました
危ないと思うときに、0・5ミリを服用します
ちょっとヤバイと思うと、0・5ミリを2錠(1ミリ)服用します
それで、10分間他のことを考えるようにして待つそうです
自分なりのコツをみつけたようです
「多分、アリナミンとかビオフェルミンを処方されても大丈夫なんだろうな」
と今は余裕ですが、まあ今もたまに
「あっまずい」 があります
実は、昨年末と今年の元旦も 久々発作があったんですよ
主人の場合は、どうも
ストレスを受けて少しホッとした時にでる傾向にあるようです
でも、その後ケロッとしていますから、ふれません
家族に出来ることは、その状態を思い出させないことです
私の病気は貢献しているかも・・・・しれませんね
だから私、この人を一人残せないんですよね
片方は心のメンテが少し弱くて、片方は脳みそが少しなくて
私達はこれからも先も、山あり谷ありの人生だと思いますが
二人三脚で、ゆっくり並んで歩いて行けたらいいと思っています