年に一度、年賀状にて近況報告する日本の風習は貴重ですよね
私は大切にしていきたいと思います
今年は喪中でしたが、私の関係のごく一部の方にはお知らせしないで
例年通り、年賀状を出すことにしました
その中のお一人に、結婚当初から勤めていた職場の上司がいます
上司といっても、上司の上司、雲の上のような方です
なんのきっかけからだったのでしょうか?
とてもお世話になり、転勤した後も、定年退職なさった後も、
年賀状や暑中見舞をやりとりするようになり、もう15年近くなります
凄い歴史・・・
その方が5年前、癌の告知を受けたことも年賀状で知りました
この4年間は、
「体調はいかがですか?」
としか一言添えで書けなかったのですが
今年は、自分の病気のことを書きました
そして、今日、連絡をいただいたんです
詳しく病気のこと、今までの経過を話すと
ビックリしていました
私も詳しくは知らなかったのですが、その方も
今回5度目の再発で、4回の手術と抗がん剤治療を
乗り越えていらしたそうです
そして、たまたま
5度目の再発の治療の方針が来週決まるそうです
「今回はもう厳しいかもしれないけど、手術さえできればと
思っているんだ
なんだか最近ガン友達ばかりが増えるよ、いやだね」
と苦笑してらして・・・・
私もなんだか切なくなりました
でも、けして、元気がないのではないのです
激励しあおう!
と、今月中に再会することを約束しました
そう、今は病気に関する激励かもしれないけれど
ふと、お話ししていて懐かしくなったんです
一生懸命、真剣に誇りを持って、
目標に向かって働いてきたあのころ
(次の職場が違うってことではないのですよ)
後ろを振り返るのでは、けしてないのですが、
仕事が上手くいかなかったときには、真剣に悔しがり
上手くいったときには、みんなで喜んで笑って
そんな時代のそんな熱かった自分・・・
思い出してしまい、そんな自分に
ちょっとあってみたくなりました
多分、その方もそうなんじゃないのかな
一番活躍されていたときだったし・・・
何かを受け入れて前に進んでいくためには、
時には後ろを振り返るときもある
それが力になるのなら・・・
それは大切なことなんだ!