余談ばかりが先になって、肝心な ヴェネツィア展のことが後になってしまいました
当日は、朝から凄い寒さと雨・・・
どうしようか迷いましたが、こちらの開催が11日までということもあり
約束もしていたので出かけることにしました
かえって、すいているかも・・・なんてお気楽な考えもあり
ところが、出かける時にはすっかり雨もやんでいて良かった
そのかわり、会場はすごく混んでいました
想像していた通り行って良かったです

3章に分けて千年の歴史を描いています
水上に生まれた都市
潟の泥の中に基礎を置き、泥や糞をコツコツと積み重ね建築された
教会や大きな建物
それが、今をもっても見ることが出来る
不安定な立地の上なのにどうしてなんでしょう
そんな都市構造から国家機関、経済、宗教などを紹介している
第一章 黄金期
その中での貴族達の生活を紹介する
第二章 華麗なる貴族
国家は少し衰退はしているものの
絵画、建築、彫刻、音楽、演劇 を紹介する
第三章 美の殿堂
観るもの観るもの息をのむようです
海の上にある街が船のことに長けていたので
貿易で商売をしていたヴェネツィア人
そして、ヨーロッパの歴史を経て海軍国家になり、
莫大な富を得て、非日常的な生活をしていた貴族達
後に国は衰退していきますが
贅沢三昧の中で生まれた芸術は
今の世にも受け継がれている
時を越えてですね
そしてまた商業を巻き返そうと、工芸品が盛んになり
その一つである、ヴェネツィアングラスが私は好きで
そして、水の上の街に憧れ・・・
先日は、ヴェネツィアを舞台にした
ジョニー・デップの [ツーリスト]のDVDを何回も観て、
ホテルから水上船に乗り込む
アンジェリーナ・ジョリーの美しさにため息をつき
(話がそれましたが・・・)
とにかく、ヴェネツィア市立美術館のものが日本で見られるなんて
素晴らしいです
ヴィトーレ・カルパッチョの『サン・マルクのライオン』と
ティントレットの『天国』
を観られただけでも、感無量です
正直、今年 東日本大震災の津波をみて、海の上の街には、
今は抵抗がありますが(笑)
いつか必ずイタリア行くぞ~
サーチャージ安くならないかな
