脳PET検査と特殊MRI検査に行きました
メチオニン、コリン、FDG 3種類の核種によるPET検査だそうで
脳腫瘍と他の組織との区別や、腫瘍の代謝(増殖能力)などを
みるそうです
1種類づつ入れては時間をおいて休み、また入れるを
3回繰り返しました
特殊MRIは、途中で造影剤を入れたりして、腫瘍の種類や性質を
画像上で調べたり、成分分析をしたりするそうです
2時間近くかかりました
そうそう、恥ずかしながら私、閉所恐怖症なので MRIが苦手です![]()
今回ばかりは、鎮静剤を使ってもらいました
2時間近くも絶対無理です![]()
こらから一生 苦手なMRIと付き合っていくことになるとは・・・
皮肉です
1日がかりの検査でした
そして、3月始め
結果を聞きに外来です ドクターにいわれたとうり家族同伴で
先日いただいたプリントを読んだ夫も かなり緊張気味
私も、はじめの印象で、このドクター チョット苦手かも~(ごめんなさい)
なんて・・・・・
待っている間、心臓がバクンバクン
です
予約での受診ですが、まぁ~患者さんがたくさんで 忙しそうです
そして 呼ばれました![]()
中に入ったとたんに
「あ~検査にいってこられた方ですよね」 と 色々確認して
「ん~~ここね」 と いろんな画像の中の数枚を見比べて指さされた先に・・
わぁ~~![]()
私の 右前頭葉にある腫瘍の部分が PET検査画像で、光ってる![]()
色がででる~~ 反応が出ていました 決まりだ
他の画像やグラフの諸々の説明があり・・・・
「これで、神経膠腫 とりあえず画像上グレードⅡ相当 ということが98%
確定しましたね しかも 増殖もしている・・・・手術だね」
はっきりと物事をいわれる方のようですが(笑)
今回は前回とは別人のように(ごめんなさい) 時間をかけて 詳しく
そしてやさしく説明してくださいました
以前 相談をしたドクターからの説明や 自己学習で 少しばかりの
予備知識があったので、今回の説明が より分かり易く感じました
ある意味、冷静に 客観的に聞くことも出来ました
*私の部位の手術の仕方
*手術によるリスク
*術後の病理検査 遺伝子検査 腫瘍の種類
*腫瘍の種類によっての術後の治療方法
*放射線治療や化学療法のこと
*再発のこと
*そして予後のこと 生存率
*家族が受け入れなければならないこと
もやもやしていたものが よりはっきりしました これだ![]()
このドクターのように ハッキリと明確にいわれたほうが 気持ちいい
極めて性質のいいって いってた方? どこが・・・・?
もう 気持ちを切り替えよう
何もの?かの存在が分かって ここにたどり着くまで
6ヶ月間かかったけれど
私 一生をかけた治療をはじめます
そして その日 手術の予約をいれました
4月11日です 本当ならばもうそろそろ入院でしたね
仕事も 3月末付けで辞める方向に上司とも調整していたので
身辺整理のためにも 4月でお願いしました
再度 日程の確認と自己血採取の予約などで
2週間後に外来予約をしました
そして 3月11日の 東北地方太平洋沖地震で
状況が変わりました
原発問題真っ只中 さらに間引き運転の中 外来受診しました
病院もなんだかいつもと様子が違います
そして ドクターから
「余震や原発問題の中 手術する 不安と
手術を延期する 不安と あなたはどちらですか?
あなたの場合 まだ少し猶予があるので、ストレスのない
納得する方を選んでください」
と いわれました
余震をはじめ停電など 不安を拭えなかったので
私は手術延期を希望しました
今 私は 生きる ことをとても愛おしく思います
この震災で 命をなくされた方 そのご家族 一瞬にして
人生が変わってしまいました
私は 無宗教ですが 今 生きている意味を考えるようになりました
精一杯生きよう
そうしたら、なにげなく過ごしていた日常が、空が お花が ものが
愛おしい
こんなことがあった後 だけど みんなが
なんだか 一心に復活しようと頑張っている
だから 私も・・・・・・
そして 綴ることを はじめました