こんにちはばうむの会茶話会です。
放課後等デイサービスかかぽをお借りして開催しました。
本日の茶話会は、いつもと違って、テーマを設けています。
「金融教育講座」という事で、日本貸金業協会の方に来ていただきました。
成年年齢の引き下げに伴う、社会経験が乏しい18歳・19歳をターゲットにした消費者被害の増加への懸念、また発達障害、軽度知的障害の子どもさんを持つ親御さんはさらに
「カードを持たせると使い過ぎるのではないか?」
「友達にお金を貸してしまわないか?逆に借りてしまったりするのでは?」
「上手くのせられて保証人になってしまわないか?」
・・・など、不安もたくさんあります。
今日はいつもよりたくさんのお母さんやお父さんが集まってくださいました。
やはり皆さん、心配は尽きないですね・・・
貸金業協会は、そんなお金に関する問題を解決してくれる機関です。貸金業相談・紛争解決センター0570-051-051では、一般相談、債務相談、生活再建支援カウンセリング、苦情処理(無料)や紛争解決手続き(有料)など、あらゆる相談を受け付けています。
中でも皆さんが知らなかった「貸付自粛制度」はご本人が浪費により生活に支障をきたす恐れがある時、自らを自粛対象者とする旨を協会に申告することで、一定期間カードを作ったり借金が出来なくする制度です。家族さんが申告する際は本人の同意が要りますが、例えば登録することで保証人にもなれなくなるので、カードを作ることもないけど「保証人になってしまい望まない借金を作る」という事も防げます。

カードを作ることは不安だけど、今の社会はどんどんキャッシュレス化しており、カード決済でないと出来ないことも増えてきました。そんなときも限度額を抑えることや、前払いの電子マネー(例えばICOCAなどのICカード)にする、預金残高以上は使えないデビットカードなどを使う、など、色々アドバイスいただきました。
こちらの冊子は貸金業協会のホームページで申しこめます。

今日、来てくださった講師の方は、臨床心理士さんでもあり、ご本人やご家族の心理的な支援・相談もしてくださいます。少しそういったカウンセリングのお話もしてくださいました。
もっと、色々な方に届くといいと思います。
次回はまだ日程は未定ですが、またいつものフリーなお話もできればと思います
また、この日は河内新聞のかたが取材に来てくださいました。
必要な方に情報が届くといいですね